食事に奮闘してきて、ビーガンに落ち着きそうな今

●食事に奮闘してきて、ビーガンに落ち着きそうな今

どうも、早乙女です。

今回、食事について自分なりにとてもいい感じにまとまりました。

なので、ここに書いておきます。

始めは自炊をして元気になった経験から

自分は分子栄養学を学んで、実践して、健康になったという経験から、食事に関して自信を持っていました。

きっかけは仕事帰りにスーパーに寄ると半額弁当が売っていて、それを毎日食べた結果、ある日前触れなくベッドから起き上がれなくなって体調を崩したからです。

何が悪いのかうすうす気づいていたので、食事を見直すようになりました。

その手始めとして読書が好きだったので、栄養学関連の本を読むようにしたんです。

本を読み漁って、現代人はタンパク質が不足しているのだと、そのタンパク質のためにはお肉だとお肉をよく食べるようになりました。

肉食に寄っていたんです。

また加工した食品は身体が消化にエネルギーがかかること、なるべく生の食材を食べた方が良いことから、小学生の家庭科以来の自炊をするようになりました。笑

まずはフライパンを買ってくることからだったと思います。笑

加えて運動をしなさ過ぎたので、筋トレもするようになりました。

それからみるみる健康になれたので一気にハマり、プロテインを一度に10kg買ったり、筋トレ業界にハマったのもこの頃でした。

つまづいて、食事も”適者生存だと気が付いた

ただ、そこで躓きました。

最初の頃は「自炊しよう!」「お肉を多めに食べよう!」だけで良かったのですが、続けていくと体臭が自分でも分かるレベルで臭くなってしまったんです。

ジムに通ってもいたので、精密な体脂肪計に乗ったら体脂肪率が25%を超えていたのも衝撃でした。

今振り返ると、感情的にキレやすくなっていた、とも思います。

そこが一つの転換点で、「自分の食事は何かおかしい」と改めて食事を見直し、バターコーヒーやレクチンフリーの食事など、いろいろ試しました。

が、上手くいかず。

どこかおかしいとモヤモヤするけれども、ずっと考えあぐねていました。

そこで良かったことが、Quoraでいろいろ回答していたこと。

今は魔境になってしまったのでアカウントを削除しましたが、とある質問をもらってアウトプットし続けることで驚くような結論に達したんです。

結論だけいうと、”私たちは住んでいる環境に応じて適した成長を遂げている(適者生存)”。

自分なりに辿り着いた結論ではありますが、進化生物学などを含めると良い線行っているのではないか、と思っています。

日本人は今まで食べてきた日本の食事に最適化された身体なのだから、元の日本食で生きるべき、と考えたんです。

それから野菜を多めに食べること(食物繊維)、PFCバランスを整えること(肉を無制限に食べない)、がベストではないかと実践するようになりました。

と、自分なりに完成した理論に行きついて、またその食事を実践することで、自分の体調が相当改善されたんです。

他にも女性のクライアントの方の体調がよくなった報告もありましたし、そのQuoraでも非常に多くの閲覧数といいねをもらえていました。

何より奥さんに試して、「昔は生理で立てないほどだったけれども、今は生理でも歩けるようになるほど軽くなった」「立ち眩みが減った」という話を直で聞いたので、結構嬉しく思っています。

さらにもう一度つまづいて、ビーガンも良いのではないかと考え始めた

食事に関して軸ができたのですが、新たな壁にぶち当たりました。

自分が本能的に動いてしまうところがあって、感情的になっていたり、スマホをやめられない、といったことがあったんです。

原因が食事にあるとは思っていなかったのですが、そんなときにぶっこまれたのが「肉食は動物の感情が入るからよくない」という一言でした。

感情的になってしまうのも肉食が原因ではないか。

言っていることは理解できるけれども、今までの経験からは納得できませんでした。

肉食をやめる≒ビーガンは正直最悪のことだと思っていて、栄養学的に言うなら、確実にタンパク質は足りなくなる。

植物性タンパク質もあるけれども、量が取れないし、種類もとれない。

他にも、ビタミンB群とかも摂れません。

となると、身体に必要な栄養素が入らないのだから、良くないと思っていたんです。

アメリカでビーガンをしている人を見ていると顕著で、ビーガンを1~2年でやめた人が9割。

そして肉を食べるようになったら元気になりました、という発信を観測範囲内でよく見かけていました。

とはいえ天からの声もビーガンだと、また奥さんからの説得もあって、ビーガンをやってみました。

確かに、ビーガンを続けると身体が軽くなる感覚です。

また以前だと18時にはお腹がすいていたのですがその感覚は消え去り、食欲が減りました。

メンタルも落ち着いて、凪な感じです。

と、ビーガンに良い側面もあったので、自分の中で揺れていました。

更にその先の領域に進むには、肉ではダメなのかもしれない

そもそもビーガンが良いとされている理由が、目に見えない領域で、科学では解明されていない領域です。

科学で解明できるのは、測定可能な物理レベル。

それより先の領域は無理です。

物理レベルでは、学んできた分子栄養学は正しいとは思います。

正しいとは思いますが、目に見えない精神レベルでは正しくない可能性がある、と思え始めました。

例えば生命維持に必要とされるのはカロリーで、ビーガンで体調不良こそあれ餓死したという話は聞かないので、カロリーが少なかろうとも生きてはいけています。

また、同じ科学でも食事のメタアナルシスで、肉は”食べたらよくない食材”に分類されていて、矛盾も生じているんですよね。

などと、科学も万能ではないと、ちょっとづつ価値観が揺らいだんです。

それから改めてビーガンのことを考えると、ビーガンをやめた人のほとんどは女性でした。

けれども、男性は続けている。

このことは他でも同じらしく、ビーガンを教えている方の話を奥さんから聞くと、女性より男性が続く、という話からも補強されました。

そこで気づいたんです。

女性は生理で血が抜けて、物理的に血が足りなくなる。

そのときは物理レベルでお肉を食べて補給する必要がある。

けれどもこのときに逆らってビーガン食を続けていると、血がどんどん足りなくなって元気がなくなってしまうのではないか。

男性は血が出ないので、ビーガンを続けられる。

そう自分の中で鍵がハマって整合的になると、一本の線でつながったように、一気に視界が開けました。

「環境に最適化する」ことを考えれば、かつての日本ではほぼ肉を食べていない。

そう考えれば日本人にとってビーガンは最適ではないかと考えたんです(改めて見てみると、マクロビってことですね)。

肉を食べていない昔の方が精神性が洗練されていて、また身体意識がはっきりしていて、丹田が強いことなども考えれば、精神的に良い影響をもたらすのではないかと、ビーガン

良いのではないかと180度反転して受け入れています。笑

争わないこれからの時代のためにも、肉は少なめで

今は争うのではなく共有する風の時代、なんて言われています。

確かに国は十分に豊かになって争う必要がなくなった今、争いは無用なはずです。

そして肉を食べると狩猟本能が活発になるのか、争いの方向に行く気がします。

自分が関わってきた人が、肉を多く食べるようになっておかしくなったな、と振り返って思いました。

アンチコメントをしている人は肉食でした。

激しく糖質制限をして人間関係がおかしくなった。

フィジークの大会に出るために肉をより食べるようになった人が、誠実性を損なうようになった。

と主観ですが、肉を多く食べることによるデメリットが、整合的に見えるようになったんです。

今は共有の時代で、そこで肉を食べると争い成分が入ってうまくいかなくなるのではないか。

ということから、自分の中で再度パラダイムシフトが起きました。

今の自分の食事のスタンスは、

・日常はビーガン

・女性は生理などで血が足りなくなったときは、肉を食べるべき

・男性もケガなどで身体の修復が必要な場合は、肉を食べると治りが早い

ということにしました。

世の中は白か黒かという絶対はないので、また崩れるかもしれませんが。笑

今のところの自分のスタンスは、基本ビーガンでやっていこうと思います。

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