●暗すぎて安心感のない場所って、歩きたくもなくなる
どうも、早乙女です。
今回は、暗すぎて安心感のない場所って、歩きたくもなくなる、というテーマでお話しさせて頂きます。
音声はこちらから。
視界がないと不安ばかりがもたげてくる
とある田舎のことで、キャンプをしに行きました。
そのキャンプでは全員の予定を合わせたつもりでしたが、1人が前日に、そのキャンプの日に予定があることが発覚して、まさかの当日22時に合流するというもはややめた方がいいんじゃないかというレベルの合流になりました。
それでもちゃんと宣言通りにきてくれて、その友人は本当に22時に来ました。笑
使ったキャンプ場はあまり整えられたような場所ではなく、とても広大な自然だったため、駐車場からキャンプ場が離れていました。
なのでキャンプ場の駐車場についたと連絡が来たので、歩いて迎えに行きました。
徒歩20分です。
徒歩20分自体は家から駅までの距離より長いですが大した距離ではないですし、お昼には普通に歩けていたので、どうとも思っていませんでした。
昼に歩いたときは一面の緑で「緑豊かだな~」としか思っていませんでした。
「あと空気が美味しすぎる!」でしたね。笑
ということもあって、22時に友人を迎えに行くことに対して思うことはなかったのですが、キャンプ場から1分歩いて、大間違いだってことに気づきました。
暗すぎるんです。
道中は街灯ゼロでかつちょっと曇りだったので月明かりもなく、明かりがゼロだったんです。
道から外れたら崖に真っ逆さまというハードモードの道というのもありましたが、そんなことは些細なことで、ただただ真っ暗な道を1人で歩くということが、あまりに怖かったんです。
嫌な想像ばかりして、進むのが怖くなる
家の中なら真っ暗に対して思うことはありませんが、1人で真っ暗な道を歩いていると、「誰かに不意打ちをされたら受けるしかない」「負傷したら負ける」「足音を立てないで歩くべきじゃないか」「襲おうとしたら位置がバレてしまうから、危ないんじゃないか」など、あらゆる不穏な要素しか思い浮かびませんでした^^;
暗闇が怖いというより、あるいは幽霊が怖いとかより、「誰かに襲われたらどうしようもない」という事実が怖かったんです。
恐怖のポイントがずれているかもしれませんけどね^^;
包丁を持った人に今襲われたら、近づいてくるときに相手の足音があるとは思いますが、周りのさざめきと一体化して分からないし、襲われたら一撃を受けるしかないと、実際なかったのでありえない恐怖の妄想をずっとしていました。
明かりがゼロだったので、スマホのライトを頼りに歩いていましたが、いもしない襲撃者から逆に位置が特定されるから消した方がいいんじゃないか、でも消したら崖から落ちるし、、、などと、かなりテンパっていました。
何もない肝試しがなぜ怖いのかずっと分かりませんでしたが、完全な暗闇はそこにあるだけで、恐怖の対象になるのだととても納得でした。
都会に慣れてしまったからか、完全な暗闇が怖すぎて一般成人男性でもこんなに恐怖するのかとびっくりしました。
そして駐車場からの帰り道、今度は友人と2人で帰るワケですが、逆に今度は大して怖くもなく、普通に歩いてキャンプ場に行くことが出来ました。
「暗くてヤバいよね!」という話はしていましたが、1人で道を歩いたときの襲われるかもしれないという恐怖は微塵もなく、本当に2人で歩くだけで恐怖はなくなってしまったんです。
誰かに不意に襲われたら2人とも「THE END」だと思いますが、そんな恐怖はありませんでした。
たとえ真っ暗闇で怖い道を歩いていても、そこに誰か、味方でも友達でも安心できる人がいるだけで、とにかく恐怖が和らいだんです。
この体験で、知っている人がいるって、とてつもなく安心できることなんだと体感で理解できました。
人 is パワーですね。笑
何でもそうなのかもしれませんが、安心できる人がいるってことは、分からなくて恐怖だらけのことにも挑戦できる素晴らしい要素なんじゃないかと思うんです。
副業とか全く新しいことを挑戦するとき、真っ暗闇の中で模索するようなもので、それはとてつもなく怖いです。
自分はあまり意識はしていませんでしたが、一緒にやる人がいたので、確かに分からないことだらけではありましたが、それでも前に進み続けていました。
やることなすことやって崖に落ちるかもしれませんし、あるいは突然誰かから襲撃を受けるかもしれません。
でも、一緒にやる人がいるという安心感があったからこそ、進み続けることが出来たんだと今になって思いました。
何でも、味方になってくれる人がいるのは、大きいものだと改めて感じました。