霧の闇の中は絶望と恐怖でいっぱいであるという話
●霧の闇の中は絶望と恐怖でいっぱいであるという話
どうも、早乙女です。
今回は、霧の闇の中は絶望と恐怖でいっぱいであるという話、というテーマでお話しさせて頂きます。
音声はこちらから。
霧の中の運転はご注意を

山に登って夜景に行く場合、難しいことがあります。
曇りになるとお先真っ暗、になることです。
1つは想像できると思いますが、景色が雲で見えなくなるということで、こちらは想像しやすいと思います。
東京でしたら別かもしれませんが、地方であれば星が見えなくなるので、結構残念な夜景になります。
そしてもう1つがクリティカルで、雲の中に突入するから、です。
あまり標高の高くない夜景スポットなら「星が見えない!」で魅力半減くらいで終わります。
でも、標高が高い、車で山に登って見に行くような場所だと、雲に突入することになります^^;
先日の山梨県の甘利山がまさにそうでした。
お天気マークとしては曇りで、でもリアルタイムに映像をとっている、ライブカメラとしてはギリギリ雲が山の上にあるんじゃないか、、、と思って急いで山に登りました。
山道はゆっくり行くと車で1時間ほどだったので、ライブカメラを気にしながら登りました。
でも現実は非情で、甘利山の標高1731m中1500mくらいまで登って、ちょっと霧、正確には雲がちらっと見えたんですね。
かすかだったし、大丈夫だと思いました。
でも、さらに5分、10分ほど上ると今度は霧の中に入ってしまって、雲の中に入ってしまって、本当に視界が1mくらいしかなくなりました。
何が怖いって、チェーンソーを持ったジェイソンが来るとかじゃなくて、道路は見えるけれども対向車が来た場合にぶつかるしかない、っていう怖すぎる現実が怖いんですね。
なので時折クラクションを鳴らしながら、1600mくらい登ったからここで戻るのはもったいないということで登り続けました。
辺りが霧だと何もできない

そしてスピードを落とし、万が一対向車がいたら気づいてもらおうとクラクションを鳴らしながら甘利山にたどり着いた結果がですね、、、
やっぱり、雲の中でした。
もう、しょうがないですね^^;
本当に、何も見えません。
標高が1700mと、寒いのは覚悟していきましたが、本当に何も見えないので、来た意味がなさ過ぎて絶望しました。
いっそのこと雲を突き抜けて雲海みたいになるかな~とも思いましたが、そんなことには欠片もなりませんでした。
ただただ寒くて前が見えなくて駐車場に止めるのも、下手をしたら崖から落ちるんじゃないかと怖かった1コマになりました。
ライブカメラでは雲が上にあったので、大丈夫じゃなかったのかと、改めて見ると、17時くらいで止まっていたようで役に立ちませんでした。
もう使いません。
霧の闇の中は本当に何も見えないという絶望と対向車とぶつかるかもしれない恐怖しかないので、行くときは雲レーダーが必須だと改めて感じた夜景チャレンジでした。