緊張していると思ったら、とりあえず副腎を温めてみては
●緊張していると思ったら、とりあえず副腎を温めてみては
どうも、早乙女です。
今回は、緊張していると思ったら、とりあえず副腎を温めてみては、というテーマでお話しします。
音声はこちらから。
頭が真っ白になるのは、ホルモンが原因

自分はセミナーをするとき、プレゼン資料を用意することが多いです。
そのプレゼン資料には大まかに話す内容を書いておいて、その詳しい内容を口頭で補完する、というスタイルをとっています。
そのプレゼン資料っていうのは話す内容を一言に凝縮したものなので、プレゼンを作ったときには話す内容が思い当たっているんですが、基本は一言に対して話す容量多めで話すことが多いです。
そして作った日と、実際に話す日が違うので、「あれ、ここで話すんじゃないの…?」みたいな話す内容がずれる、みたいなことが、結構あったりします。笑
それで強引に話の内容をくっつけたこともあるほどです。笑
というのが今のスタイルで自然体で話せますし、聞いている人がつまづいていそうならより詳しくサッと話せるので、このスタイルでやっています。
ただですね、振り返ると6年前スタイルとは様変わりしています。
6年前でしたら、主に学会などでの発表がメインでしたが、そのときは話す内容丸暗記でした。
実際にプレゼンする前に、何度も何度も話す内容を詰めていて、一言一句間違えないように話す。
というのが、デフォルトでした。
そうやって話そうとすると、話す内容を忘れないようにしなければと、いつも緊張していたのを思い出します。
今とはスタイルが真逆です。
当時は、プレゼンのときや人前に立った時、その頃は頭が真っ白になって、「何をすればいいかわからなくなる」ということが多かったです。
本当にいざ何かを話そうとしても、言葉が出ないとか、頭が沸騰したように、ぐるぐると、何かが回転していて、良く分からない状態みたいな、そんな当時はずーっと緊張しっぱなしだったと思います。
そして緊張って、どうして緊張してしまうかご存知ですか?
神経伝達物質的にはストレスのホルモンであるコルチゾールが原因だといわれています。
副腎が冷えて緊張するなら、温めればいい

そしてそのコルチゾールは副腎で生成されて、このコルチゾールが分泌されると身体が緊張状態になるんです。
その緊張がプレゼンのときなど限定的ならいいんですが、会社での人間関係のストレスなど慢性的に、長期的に続いているとコルチゾールが出っぱなしになってしまって、本来であれば、「ここぞ!」という緊張のシーンで出るはずなのに、出続けてしまうと、副腎の緊張システムがぶっ壊れる傾向があります。
この緊張のシステムが壊れると、ずーっとネガティブになってイライラしたり、感情がジェットコースターみたいにものすごく浮き沈みするとされています。
そのさらに悪いところが、プレゼンなどものすごく緊張するとき、逆にコルチゾールが急激に低下して、頭が真っ白に働かなくなってしまうんです。
働かなくなる、というより、過度に動いてしまって、データの処理が出来なくなるんですね^^;
こうして副腎の緊張システムがぶっ壊れてしまって、緊張気質だったりネガティブに考えすぎている場合は、副腎がゆるむと解決したりします。
副腎をゆるめるのは簡単で、手で温めることです。
カイロだと暖め過ぎなので、人肌がちょうどいいですね^^
副腎に手を当てて、手から副腎に体温が移動していって、手と副腎に温度差がなくなる、副腎部が冷たいと感じなくなるくらいまで温めるのがベストです。
場所は背中の肋骨の中間ちょっと下くらいです。
両手で副腎の位置に当てるのに、肘を結構曲げた状態で触れられる位置になります。
これが本当にてきめんで、プレゼンで自分の番がくる前に背中の副腎に手を当てていると、本当に冷たいんですね。笑
副腎がこわばって、緊張して固まっているんだと思います。
それを手でずーっとあっためていると、顔がこわばっているのが緩んできて、ものすごく落ち着いてくるんです。
そうして緊張しているときなどにずっと手を当ててあっためていたら、何話せばいいんだろうとあわあわしていた感じ、緊張度合がだんだん緩んでいって、それを継続的にしていくと、今のように「話す内容が多少ずれても大丈夫」とおおらかになっています^^
プレゼンが余裕になっているんですね。
内臓は冷えがちで冷えていれば大抵ネガティブに働くので、手で温めることにはいいことしかありません。
緊張とかイライラしがちなら、ゆっくり呼吸をして副腎をあっためてみてはいかがでしょうか?