水晶マッチングなんて知らなくても語彙は豊富に見られるようになる
●水晶マッチングなんて知らなくても語彙は豊富に見られるようになる
どうも、早乙女です。
今回は、水晶マッチングなんて知らなくても語彙は豊富に見られるようになる、というテーマでお話しします。
音声はこちらから。
やっているから知っているだけのことがたくさんある

水晶マッチングってご存知ですか?
知っていたら同業の人かと思って仲良くなれるんですが、まあ、レアでしょうかね。笑
極々簡単に言うと、電子機器を動かすための水晶っていうのが電子機器の基板上に基本的に組み込まれているんですが、それを動かすための周りの回路、正確にはコンデンサや抵抗の値をどうするか、ってことです。
…まあ、本当にあらゆる難しいことを省略してかつイメージでしか話していないので、何もわからないと思いますがご愛敬ということでお願いします。笑
で、これを聞いて「スゲー!」と思いましたか?
そう思ったなら幻想です。笑
回路設計をして周波数とかそういうシステム関連のことをするなら、誰だって通る道だと思います。
それに対して、語彙が豊富とか「専門的~!」と思うのはちょっと違うと考えています。
なぜこんな話をしたのか、というのも、最近「語彙が豊富ですね!」って言われたんですが、それって幻想だと思うんですね。
多分ですが、「自分の知らない用語をよく使っている」か、「普段使わない用語をよく使っている」のどちらかだと思うんです。
「自分の知らない用語をよく使っている」なら水晶マッチングと同じ話だと思っていて、それ自体は大したことがありません。
むしろ、専門用語で話してしまっている、ということなので話が正確に伝わっていなくて、あんまり良くない気がしています^^;
例えば、食事に行って自分以外全員がかつ丼を食べていたら、「みんなかつ丼食べているから自分もかつ丼食べる!」ということでかつ丼を頼んだ時、「バンドワゴン効果ですね!」って言ったら一瞬「?」になるじゃないですか。笑
素直に「みんなと一緒が良い症候群」とか、「みんなの意見に引き寄せられた」とかのように、分かりやすい言葉で言った方が伝わります。
専門用語を使いまくりなのは、良くあるマンガのポンコツ企業のように、「私は御社でイノベーションを起こしてアグレッシブにレボリューションを起こしたいと思います」みたいな感じで、「とりあえずカタカナ語を使っていれば格好よく見える」だけだと思うので、薄っぺらいと思うんですよね。笑
相手に合わせて話せていないので、びみょーだと思うんです。
相手に合わせて会話をする

そしてもう1つの「普段使わない用語をよく使っている」。
こちらもただのクセな気がしています。
自分と趣味が違っていて、自分は結構ライトノベルとか、そういったものも結構読むので、普段接していない言語が、ちょいちょい出てくる、とかそういう話だと思うんですね。
自分は西尾維新さんの戯言シリーズとかが大好きで、高校生の頃に全部読んでいました。
化物語シリーズの傷物語くらいまでは読みましたが、それ以降は長すぎて途中でくじけて読まなくなってしまいましたが、零崎シリーズや刀語シリーズ、不気味な世界的なワードがつくシリーズも読んでいました。
そうして西尾維新さんの書籍を読むと、言葉遣いが独特で、そして読んだ当時は厨二病患者だったときなので言い回しをまねることが結構ありました。
今もそのきざったらしい言い回しが続いて「普段使わない用語をよく使っている」ように思われている気がします。
パッと何かは思いつきませんが、「十全ですね」とか、、、今となっては言わないですけどね。笑
そういうことを高校生の頃に言いまくって、平然と言えてしまう耐性がついてしまったので、例えばアニメの決め台詞を平然と言ってしまうことがあるような気がします。
人を煽るときだったら、「貧弱貧弱ゥ!」とかですね。笑
こういうのって、それぞれの人の趣味関心の領域だと思っているので、そんなに気にしなくてもいいんじゃないかと思います。
逆に考えると、語彙が豊富だと思われたいなら、自分の興味のあることをたくさん経験すればいいと思ったんですね。
要は、他の人があまりしないマイナーなことであれば、その単語が出てくるので、趣味にコスパは求めたくないけど、楽しめてかつその道に詳しくなれば語彙が豊富に見られるので一石二鳥です。
特に会社員だと結構周りと同じことをやることになりがちなので、それとは別の、隠しているけど本当はやりたいこと、会社以外の人に誘われたら積極的にとりあえず参加してみるとか、といったことをしてみたら色々変わるんじゃないかと思います。