誰だって失敗は通るもので、それはネタになるオイシイ体験
●誰だって失敗は通るもので、それはネタになるオイシイ体験
どうも、早乙女です。
今回は、誰だって失敗は通るもので、それはネタになるオイシイ体験、というテーマでお話しさせて頂きます。
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初めてやったときは、大抵の場合上手くいかない

結構昔な話です。
今は旅行の企画とかバリバリやっているタイプですが、当然ながら初めてやった時期もあります。
まあ、当たり前ですよね。笑
で、初めてやると大抵良いことにならないことが多くて、実際なりませんでした。笑
自分が初めて旅行を企画したのはサークルでスキー合宿に行ったときで、この1回の経験があったからこそ、旅行の企画が上手くなったんだと思っています。
初めて企画したところはとにかく安い! ということで北志賀竜王スキー場というところに決めました。
学生だったので、コスト優先だったんですね。
リフト券やスキーセットのレンタル、宿代と移動が夜行バスの夜行バス代を含めて2万円しなかったので、ものすごい破格だと思って選びました。
実際、破格だと思います。
で、あまりに安くて、これはとても良いところを選んだと、ホクホクしていざスキーに行ったんですが、まあなんとなく分かるとは思いますが絶望が色々ありました。
まずはスキー場。
自分の思い込みではありましたが、スキー場って休憩場があると思うんです。
今まで行ったスキー場では、滑っていたら疲れるので、誰でも休める建物があると思っていたんですね。
しかし行ったスキー場のところの休憩所が「全てレストラン」形式で、何かを頼まないと入れない、座れない形式が初めてでビックリしてしまいました。笑
商売上手だなぁと思いましたね。笑
スキーも運動なので喉が渇きやすくなるので、水の提供はあってほしかったなぁ、というのはしわ寄せもありますし、傲慢でしたね^^;
未だかつて休憩所のない、正確にはレストラン内ですが、食べなくても休んでいいところというのが、今までスキー場では必ずあったので、初め行ったところが、夢か幻なんじゃないかと未だに思っています。
スキー場に関する不満はそれくらいでしたが、それ以外に関してはとても満足していて、コースやリフトっていうのが結構よくて、雪質も結構よくて、かなーり満足しました。
そこは満足したんですが、ホテルに絶望だらけの場所があって、学びがたくさんあったんです。
失敗を経験することで、忘れられない学びになる

部屋がそんなにキレイではない、ということは覚悟していましたが、スキー場っていうめちゃくちゃ寒い所で、ホテルで壁に穴が開いている状況で、正気を疑いました。笑
本当に壁に穴が開いていて、外気と直通だったんですよ^^;
実際ストーブをつけても一向に暖まらず、かなーり極寒の中寝た記憶があります。
そして1人生贄になって、穴近くで寝ることになって、風邪を引いたっていうのも当時のことを話すと「あそこはひどかった!」と今となっては笑い話なのが救いですね^^;
壁に穴が開いているっていうだけでも衝撃でしたが、それ以上の衝撃は、食事でした。
親子丼、ってあるじゃないですか。
鮭+いくらの方じゃなくて鶏肉+卵の方です。
親子丼って言われていたので親子丼を期待していたんですが、出てきたのは「子丼」だったんです^^;
何を言っているのか分からないかもしれませんが、要は親子丼なのに、親子丼って言われて提供されているのに鶏肉は欠片もなく、卵しかなくて卵丼になっていたんです。笑
言葉のトリックでスゴイなぁと思いました。
他にも朝食にトーストがあって、ジャムもあるんですが、そのジャムがまさかの水で薄められていて、食パンに吸収されまくってデロデロになっているとか、びっくりするほどのコストカットがありました。
っていったように食事でここまでされると本当に印象に残っていて、今でも振り返ると「子丼」の話をした瞬間にツーカーの仲で大体分かるようにまでなっています。笑
こういった衝撃的なものは他にもあったと思うんですが、食事があまりに衝撃的過ぎて、忘れてしまいました^^;
こういった「安くても御勘弁願いたいこと」があって、サークル内での結論は「楽しい思い出にしたいならある程度お金を払わなきゃだよね」という素晴らしい共通認識が生まれました。笑
自分も「自分で調べて良いと思ったところを選ばないと、パンフレットとかでデカデカと載っているとか、とにかくオトクに見えるとか、そういうところを選ぶと地雷を踏む」っていうことが身に染みてよーーーーーく分かりました。
そういうこともあって、旅行や合宿では事前にキッチリ調べて、良さそうなところかをよく見てから泊まるようにしています。
それから、自分で選んだところで大外ししたことはないです。
それが非常に教訓になりすぎていて、もうほとんどの確率で間違えなくなったんですね^^;
良い思い出にしたいなら、準備が必須だってことです。
初回は地雷原をニコニコしながら歩いてしまったワケですが、今となっては単なる笑い話になっています。
「今の旅行はサイコーだけど、昔は水で薄めたジャムとかあったよねー」という感じです。
当時は失敗過ぎてみんなのテンションが落ちきっていましたが、もう完全にネタになっていて笑えるので、まあ一度は通ってよかった失敗だと思っています。
こういうことがあると、失敗は必ずしも悪いことじゃなくて、むしろ初めてなら失敗はするものなので、そうして段々慣れていく、っていうのが成長っていうとおおげさかもしれませんが、自分がよりよくなっている通過儀礼だと思います。
やったことがなくて不安とかそういうのはある種爆笑ネタを逃すもったいない経験なので、新しいことにチャレンジし続けるのが、やっぱりいいと思います^^