人生の分岐点だと感じたコーチングの瞬間
●人生の分岐点だと感じたコーチングの瞬間
どうも、早乙女です。
今回は、人生の分岐点だと感じたコーチングの瞬間、というテーマでお話しします。
音声はこちらから。
本気で考えたところで答えは出なかった

ここが人生の分岐点だな、と強烈なプレッシャーを感じたことはありますか?
自分はあります。
そこそこ大きなターニングポイントと思われる、就職が決まったとき、あるいはもっと遡って大学を決めたときなどには、正直「ここが人生の分岐点だ」と感じたことはありませんでした。
拍子抜けにも、「ああ、終わった」で終わっていました。
特別感とかそういったものは特になく、日常の一環で終わった気がしています。
それよりも強烈なプレッシャーを感じたときが、コーチングを受けようか迷ったときでした。
コーチングもある一定以上のレベルになると、とても高くなります。
というかそういったものでないと、大した効果はないです。
で、そのお値段が200万円というなかなかに高額だったワケですが、金額的にとても高く、受けるべきか、受けないべきか、正直受けない寄りで結構本気で迷っていました。
もちろん回答を保留にし続けるということはできないので、期限が決まっていて、その前日になっても答えが出せなくて、どうすべきなのかずっと同じようなところをぐるぐる回っていました。
今振り返れば、悩んでいるつもりで何も考えていなくて、ただただ時間が経てば何か分かるんじゃないかとムダな迷い方をしていましたね。笑
で、期限前日になっても答えが出ないのでそのコーチングをしてくださる方から連絡が来たんですが、その一言が強烈でした。
「コーチングを受けられないのは、お金が原因ですか?」
たった一言でしたが、その言葉は自分に突き刺さって、自分の価値観を一瞬で塗り替えてしまうほどでした。
それまで自分が悩んでいたことは、「200万円払ったとして、その効果が得られるか?」端的に、ちょっと言い方が悪いというか、直接的に言ってしまえば「200万円払ったとして、200万円以上得られるか?」ということだったと思います。
というか、誰でもそれに尽きると思います。笑
で、その200万円という大金を払うか悩んでいたワケです。
でも、「コーチングを受けられないのは、お金が原因ですか?」を聞いた瞬間、自分の中のスイッチが切り替わったというか、ある種の天啓を受けたんです。
うん、ちょっと怪しい言い方ですね。笑
もうちょっと分かるようにというか、現実的に言うと、ここでお金を払えないようなら、今までの自分に逆戻りだ。
ここでお金を払わないような自分は、自分らしくない。
ってことです。
現状維持であれば現状を維持した結果が返って来る

コーチングを受けなければ、今までの日常が待っているということで、自分は変わりようがありません。
それは自分が変わらないということで、これからもずっと鬱屈とした自分を抱えて生きることになります。
そう一つの未来が見えてしまったとき、「このコーチングを受けなければ将来絶望する!」と雷で撃たれたかのように思ったんです。
今振り返っても、その通りだと思います。笑
そして貯金はあるけれどもお金を払わない自分を認めるということなんだと気づいたとき、自分らしくないと気づけました。
「コーチングを受けられないのは、お金が原因ですか?」と聞いたとき、貯金額を思い出して、キツいけれども払えない金額ではないと再認識させられました。
そして自分がその金額を払わないことを考えた時、自分の中で不協和音が生まれたんです。
払える金額なのに、そしてそれは必要だと考えられるのに、払わないというのは、問題を先送りにし、いつの間にか解決されるだろうと思い込む、あるいは見たくないから目を逸らし続けるだけ、という不真面目な一手になります。
「宝くじ当たりてー」と思うだけの、都合の良い事実が勝手にやってくるだろうという思い込みです。
それが自分にとっては、ありえない。
そうやって認識させられた時、全身の穴という穴から汗がぶわっと出てしまって、本気で悩んだんです。
正直この一言で人生が変わると、処刑台に立たされているような感覚でした。
本当、一歩発言を間違えれば、奈落に落ちてしまう。
そんな緊張がものすごいあったんです^^;
あの一言をもらったとき以上の緊張は、未だありません。
自分にベットするか、降りるか。
でも現状維持になってしまう自分と200万円というお金を比べられたら、ほぼほぼ答えが出ていて、その連絡をもらって、5分後には「コーチングを受けます」という返信を送っていました。
選択の結果は大成功だったんですが、数年経たないと結果が分からないのが、もどかしいですね。笑
今回はただの体験談ですが、同じように悩んでいるなら参考にして頂ければ幸いです。