みじん切りが出来ない人は、スマホ依存症になっているかも
●みじん切りが出来ない人は、スマホ依存症になっているかも
どうも、早乙女です。
今回は、みじん切りが出来ない人は、スマホ依存症になっているかも、というテーマでお話しします。
音声はこちらから。
料理は効率である

ある日、自分が料理をしていたときのことです。
珍しくも友人が傍で見ている中で作っていたのですが、とても驚かれました。
「お主、料理できるのか…!!」
よく自分は料理の定義についていろんな人と語り合い、その友人とのグループでは「調味料がほぼないのは、料理ができない」という定義になっていたので、とても驚かれたんです。笑
自分は炒めると味噌汁は作れるので、料理ができると思っています。笑
そして友人が同時に言ったことがあります。
「お主、本当にテキトーだな、、、!!」
それに関してはその通りだと思いました。
作っていたのは名もなき炒め物で、鶏肉を切って、鳥の胸肉を買ってきて、食べれるサイズ位に切ります。
それを一番最初に火を通さなきゃならないと思ったので、フライパンに接するように一番下に、そしてその上にネギとか、ほうれん草をざっくり切ったものをのっけて、火にかける、それだけの物だったんですね。
その様子を見ていて、やっぱり自分は料理の速度が速いらしくて、それも当然っちゃ当然で、あんまり大きさも気にしないで、ひたすらザクザクザクザクと、ひたすら切って、で、フライパンに入れて、焼く。
何も特に、キレイさとか、特に何も考えず、ただただ焼いて食べれればいい。
そして油も入れず、まあ油がないので、特に調味料も入れず、で本当に炒めて、できました、で終わったのが衝撃的だったらしく、「本当にテキトーな料理だね」って言われてしまいました^^;
自分は料理において、キレイに盛り付けるとか、途中で味を調節するために調味料を入れるとか、ざっくり調味料を入れるならできるんですけど、みじん切りなどものを細かく切る作業、長さを揃えて切るとか、そういったことが出来ません。
パーソナリティとして細かいことができない

これは本当に、頑張ればできるとかそういうレベルではなく、頑張ってもできないんです。
盛り付けなら盛り付けている途中にめんどくさくなってつい投げ出してしまいます。
みじん切りならある一定以上から細かく切れる気が全くしなくなって、実際切れなくなって諦めています。
キャベツの千切りもできたことがなくて、ぶっとい千切りが出来上がります。笑
「ざっくり」でできる作業なら結構できるんですが、細かさや丁寧さを求められる作業は、かなーり苦手なんです^^;
ということは生きてきて良く分かっているので、パーソナリティとして「大まか」であると。
悪くいえば「雑」なところを把握していて、もちろんマイナスばかりではなくて、その代わりに全体統括とか大まかな方向性などを決めるのが得意なので、自分としてはスピード感重視で、「6割はできるような存在になる」ということを目指しています。
で間違えていたら誰かに教えてもらって、必要なら手伝ってもらっているので、今のところ上手くいっています。笑
スマホの動作だけが得意になっている

自分の雑さ、大まかさのことなんですが、最近その理由が分かった気がしています。
とあるロンドンの医学部の、教授の経験談ではありますが、こんなことが言われていました。
スマホによって、「知能」よりも指先の器用さという「肉体」の衰えという形で医学生の能力低下を引き起こしている。
とのことでした。
スマホの登場によって、現代では指先を使う多くの活動が2次元で液晶ディスプレイ上でスワイプとかタッチとか、そんな単純動作ばかりになってしまいました。
スマホ上のゲームでも、複雑な作業というか、なんだかんだ言って、3種類くらいの操作に落ち着いてしまうんじゃないでしょうか?
そのため、板に対して触って動かすとかそれくらいしかしないため、複雑な3次元空間での手先の器用さが求められること、というのがスゴイ下手になっている。
それが医学部では、切開や縫合など、外科的な処置のレベルが、学生たちのあいだで過去10年ほど下がり続けているようです。
知識はあるけれども経験値というか、技術が足りなくなってしまっているように感じます。
これを悪く言えば、雑になっているな、と思ったんです。
自分はその節がものすごく思い当たって、引きこもり気質があるので家でゲームを良くしていたんですが、その集大成としての今の自分はなかなかに不器用です。笑
料理はもちろんのこと、はんだ付けとか、手先の器用さを求められる作業がどうしてもできません^^;
バーベキューで火おこしはできますが、食材を切るのは向いていないんです。
という不器用さに気づいてから、いやそれより前にスマホはだいぶ遠ざけていますが、「スマホ脳」っていうアンデシュ・ハンセンさんの本を読んで、SNS依存で離れられなくなるだけではなく、手先が不器用な方になる、という可能性もあって、結構驚いてしまいました^^;
この教授の体験談を読んだからではありませんが、なるべくパソコンに向かうだけではなく、山に向かったりキャンプに行ったりと、現実でできる、自然豊かなことをたくさんするように心がけています。