温泉街らしい温泉街の黒川温泉は自然的な温泉街なところがいい
●温泉街らしい温泉街の黒川温泉は自然的な温泉街なところがいい
どうも、早乙女です。
今回は、温泉街らしい温泉街の黒川温泉は自然的な温泉街なところがいい、というテーマでお話しさせて頂きます。
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自然的な観光地が自然的で好き

個人的には作られた自然というのがあんまり好きではなくて、自然とできた、というのが好きです。
人工的なもの全部が嫌いってことではなくてですね、それだったら自分は矛盾だらけの存在になりますし、温泉街にしたいから温泉街っぽく要素を集めた、みたいなムリした感じがあんまり好きではありません。
自然に温泉街になった、みたいな空気が好きです。
この例えは、夜景とかだと分かりやすい気がしているんですが、笛吹市のフルーツ公園のように夜景がキレイに見えるように! とちょっと作った感のある夜景よりも、甘利山など自然と見える場所がキレイだった、みたいな方が好きな傾向があります。
その温泉街バージョンなのが、熊本県にある黒川温泉というところです。
もともと黒川温泉というところは知らなかったんですが、阿蘇山に登りたいよね! ということから熊本県に泊まろうということになり、それならよさげな黒川温泉になりました。
で、本番の阿蘇山は良く調べていかなかった自分が一番悪いんですが、噴火を数年前にしていてロープウェイには登れない、という事態でした。笑
噴火は数年前だから登れるでしょ、という見込みが甘かったみたいです。笑
それでも阿蘇山周りの風景はとても気持ちが良くて、ドライブでも新鮮な空気がずっとおいしいし、途中途中に撮影スポットみたいなものがあり、山に囲まれた街並みが見えたりして、テンションが上がりっぱなしの阿蘇ドライブになりました^^
ただ少し残念なのは山の上なので少し曇りやすい、ということかもしれません。
とある1日がずーっと霧がかっていて、何も見えなかった日があったんですね。
黒川温泉はとても”それらしい”雰囲気だった

それはさておき本題の黒川温泉は温泉街で、いつもだったらその頃は学生だったのでコスト最優先に周辺のビジネスホテルをとっていたところなんですが、当時の探し方が悪かったのか、「阿蘇周辺にめぼしいところがなかったからいっそのこと豪華なところに泊まろう!」という発端で泊まることになりました。
ランダム性を入れた、と格好よく思ってください。笑
黒川温泉が、まるでなさそうな森の中に急に出現して、見逃しそうになったことを覚えています。笑
ひっそりしているんですよね。
実際温泉街はひっそりとしている方で、言い方が悪いかもしれませんが華やかさはそこまでなく、代わりに厳かで、伝統あるというか、それらしい温泉街でした。
きらびやかではありませんが、長年続いたであろう伝統というか、長く続いたがための荘厳さが好きだったんです。
自分のパーソナリティとして静かなところが大好きで、全体として静かだったのもポイント高かったですね。
顔湯、なんてものもあって、まあ温泉の湯気がでている通風孔みたいなところに顔を突っ込むだけでしたが、ちょっと斬新で楽しかったです^^
またおそらく野良な猫もいて、そういった猫がありのままにごろにゃんとしているのもよかったですね。
時間がゆったりと流れているようで大好きでした。
温泉街ということで温泉が30種類、まあ温泉が入れる場所が30種類くらいあるってことですが、本当にたくさんありました。
入ってみたいところはたくさんありましたが、こうなると映えるというか、ぱっと見で分かるすごそうなところに行くしかないですよね。笑
ということで、洞窟っぽいのが一緒にくっついている温泉とか、本当に洞窟っぽくて、入ったら本当に怖い、閉所恐怖症の人には本当に怖い所や、川沿いで川がすぐそばにある温泉にも入りました。
正直温成の違い、温泉の成分の違いはあんまり分かりませんが、「洞窟とか珍しいところに行きました!」という土産話になりましたね^^
ステージの高い温泉はやっぱりスゴイ

黒川温泉で温泉に入るには温泉手形というのも使えて、これを買うと割安で温泉に3回入れるのでお得でもありました。
この温泉手形というのが丸太をかたどったものでもあって、結構黒川温泉にいい思い出があったので、今でも記念に残しているくらいのものです。
といいつつ一番思い出に残ったのは温泉ではなく泊まった旅館なんですが、今までがつつましかったからかもしれませんが一番のおもてなしでした。
入り口で荷物、スーツケースを渡して部屋まで荷物をもっていってもらうシステムが初で、また受付している待っている間に抹茶を出されるシステムも初で、こなれていない当時の自分にとってはとてもビクビクしていたのを覚えています。笑
部屋に個別の温泉、自分たちだけが使える温泉があるのも衝撃でした。笑
まあ、温泉に入りすぎて、もう温泉がきつくなっていた、というのもあってあんまり入れなかったんですけどね。笑
共通で入れるお風呂では、個別のお風呂とは別に、共通のお風呂もあって、3種類のお風呂があって、立ち湯という本当に立って入る温泉や打たれ湯、やけに広い露天風呂があって、待遇が完璧すぎて涙が出るかと思いました。
全体的に体験したことのないことばかりで、当時の自分にとっては全部衝撃的で、今でも忘れられない思い出になっています。
こちらに負担のかからないおもてなしや食べきれないほど、といいつつ全部食べ切りましたが肉から川魚まで全部おいしく、漬物1つとってもブルーベリーの浅漬けという初対面のものまであって、初のことばかりで衝撃的な2泊3日になりました。
ゆったりと現地の時間に浸れる、最高の時間になれるので、温泉街らしい温泉街なら、黒川温泉がいいんじゃなないかと思っています。