ゲームで学べることと学べないこと、人生の土台はボードゲームだった

●ゲームで学べることと学べないこと、人生の土台はボードゲームだった

どうも、早乙女です。

今回は、ゲームで学べることと学べないこと、人生の土台はボードゲームだった、というテーマでお話しします。

音声はこちらから。

ボードゲームで能力は磨かれる

先日コミュニティであったセミナーで、「もうとっくに元を取りました~!」という嬉しい言葉をもらいました。

まだ始まって3分の2くらいの段階でしたが、今までの講義や懇親会でのボードゲームでそういった感覚になってもらったようです^^

自分としては初回でも十分にイケていると思いましたし、またボードゲームも唯一無二レベルのものだと思っているので、現場からそのような声を実際にもらえて、とても嬉しかったです^^

ノウハウはもちろん自分が結果を出していることをコンパクトに分かりやすく伝えただけなので絶対に結果は出ます。

そしてボードゲームの方も人生に対してプラスにしか働きません。

やっていて楽しい、ということもありますが、頭を使って楽しめるのもなかなかないと思うんですね。

で、頭を使うので何がしかの能力が高まるんですね。

特に言語化能力や文章理解、戦略の練り方から優先順位化など、現実では理論立てて教わりはするけれども現実的にどうすればいいのか分からない、実践に移したら結局使えないとか、鍛え方がビミョーなものを、楽しく習得できるのがとてつもなく大きなメリットだと思います。

無理矢理ゲーム化しても面白くなければ意味がない

ただですね、プログラミングやタイピングを楽しく学ぼうということで、ゲーム化する、ってことがよくあると思います。

RPGに見立てて、正しく順序を組み立てられたら敵を倒せるとか、間違いなくタイピングできたらノーダメージで敵を倒せるとかですね。

最近では確定申告のやり方をゲーム化する、なんてことがあります。笑

こういったゲームを通してプログラミングやタイピング、確定申告ができるようになるならいいと思うんですが、現実は結構厳しいんじゃないかと思っているんです。

昔名探偵コナンのタイピングソフトを買ってもらって、中学生の頃ですね、それでタイピングの練習をしていた時期がありました。

始めの頃は楽しいんです。

コナンがタイピングしっかりできていると動くとか。

カッコイイとか。

始めは楽しいんです。

楽しいんですが、だんだんと放置してしまうんですね。

始めは自分のタイピングを向上させようと、スゴイ頑張ります。

このゲームをクリアしようと、頑張るんです。

けれども何度頑張っても、努力が成果に結びつかないと、諦めてしまうんです。

このタイピングに関しては、すぐ投げてしまった、ということがありました。

ゲームの良いところは色々あります。

ゲームの利点を正しく理解する

例えば「すぐにフィードバックが返ってくること」。

すなわちゲームが上手くなればすぐに結果に反映されることです。

他にも「頑張れば上手くなること」。

同じ操作を何度も繰り返せば、いずれ上手くなってきます。

そして「あと少し頑張ればクリアできるかもしれない」という感覚もそれを後押しします。

まあ、ダークソウルみたいな死にゲーだと違うかもですけどね^^;

また他にも新しい要素やギミックがあることです。

ずっと同じクリア方法…例えば正面から敵を殴り続ける、だとつまらないじゃないですか。笑

だから弱点を変えて、あるいはシーケンスを変えて、始めは側面を攻撃して、相手がダウンしたら上に登ってパンチするとか、ワンパターンな攻撃から少しずらして、新しさというのが常に入れられています。

それはマップの構造でも言えて、同じ敵でも敵の数や配置を変えることによって新しさを常に生み出し続けています。

そうなると、「次はどうなるんだろう?」と、全く同じ作業ではなくて、新しいことをやらなきゃだから、常に新鮮さがでてきて、面白さというのがずっと出てくるんです。

ゲームの面白さはこういったところだと思うんですが、それをプログラミングやタイピング、確定申告にはめ込むとそれらゲームが面白い要素というのをつぶしてしまうと思うんです。

例えばタイピングは「時間をかければいずれ上手くなる」とは限らないものです。

自分の場合は、時間をかけても全然進まない、すなわち上手くなることが全然なくて、面白くなくて、あと少しでクリアできるかも、という感覚すらなく投げ出してしまいました。

時間をかけること=強くなるではないので、ゲームに熱中しやすい要素が欠けていたんです。

特にタイピングをしたいならキー配列を覚えなければいけないので、それがかなり苦痛だったんですね。

また新しさもなくて、新しさといえばゴール、目的が変わっただけでやることは結局はタイピングだけでドキドキ感や目新しさがあったのは始めだけで、後の方はなくなってしまいました。

確定申告をゲームにするとしたら、「文面を一言一句覚える」という覚えゲーにしかならなくて、ゲームの利点がほぼ全て潰されてしまうと思うんです。

ということもあって、何でも「とりあえずゲームにすればできるでしょ」みたいなテキトーな風潮が、結構キライだったりします。笑

ただ「ゲームは面白い」というテキトーな抽象化によるものではなくて、本質を掴んで欲しいなあ、と一ゲーマとして思いました。

それに対してボードゲームはあくまで自然と、楽しくスキルが習得できるので、とてもオススメなんです、ということです。

特にドミニオンといったカードに書いてある内容をきちんと理解することを求められる、すなわち文章理解が絶対に求められるので、そして理解出来れば結果に対してすぐにフィードバックされますし、正しくできていれば戦略の組み立てが上手くなれば相手に勝つこともできて、成長するしかないポテンシャルをものすごく秘めています。

ということで、ボードゲームはやっぱり最強ということでした。

本当は全然別のことを話そうとしたんですが、気が付いたらボードゲームに話がよってしまいました^^;

まあ、今日はそんな感じということで、よろしくお願いします。^^;

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