忙しい時こそ、どこでもできること、ちょっとした時間でできることを用意する

●忙しい時こそ、どこでもできること、ちょっとした時間でできることを用意する

どうも、早乙女です。

今回は、忙しい時こそ、どこでもできること、ちょっとした時間でできることを用意する、というテーマでお話しします。

音声はこちらから。

どうでもいい話は暇すぎる

会社で働いたことのある人で、座学の研修って好きですか?

座学とかではなくて、実地研修とか、OJTならいいと思うんですが、座学の研修はかなり嫌いな部類で、正直なくしていいんじゃないかと思っています。

例えば新人研修でコミュニケーション研修ということで、「人に対して優しく接しよう」という研修がありました。

やったことはロールプレイング的なもので、「上司のAさんが部下のBさん以外を飲み会に誘いました。これに対してAさんとBさん、そして誘われているCさんを演じて、、どのように思ったのかお互いに話し合ってください」という内容です。

で、Aさんを演じる人はCさんの役割の人とかに「飲み会行こうか!」と誘って、最後Bさんをちらっとみて、「君も来る?」と心底嫌そうな顔で社交辞令的に誘う演技をしました。

そこでお互いに話し合って、Aさんは「後味が悪い」、Cさんは「居心地が悪い」、そしてハブられているBさんは「自分だけが誘われなくてとても嫌な気持ちになった」というありきたりすぎる感想で終わりました。

そして講師の人が締めくくりとして「こうやってBさんのように、仲間外れにされた人はとても嫌な思いをします。なのでみなさんも仲間外れにするようなことはしないようにしましょうね」という感じで終わりました。

…この研修、意味があると思いましたか?

…やる意味があるのかなーと思う自分は、間違ってるんですかね?

仲間外れにされた人がとても嫌な思いをするとか、そんなことほとんどの人は言われなくても分かると思いますし、当たり前すぎて本当にどうでもいいなと思いました。

たとえ分からない人がいたとして、その人にこんなロールプレイングをプレイしたとして、「なるほど! 仲間外れは悪いことなんだ、やめよう!」と思うことなんて、ありうると思いますか?

何度も仲間外れにしているってことはされることもあると思っていて、でそういったことがあっても仲間外れにしているんですから、そんな人が急にこのロールプレイングをやることによって急に覚醒して、「分かった、やめる!」なんてことありえると思います?

そんな人は小学生の道徳の教科書を読んでも理解できない人でしょうし、ある種他者の感情が理解できないような人なので、こんなロールプレイングをしたところで何も分かることはないと思います。

多分ですけど、人生やり直すレベルから学ばないと何も習得できないです。

そう思っていたらこの研修は一体何のためにやっているのか、誰のためにやっているのか、この研修を受けて改心する人が分からず、くだらないなぁ、と内心思っていたんです。

実際、研修に参加したほとんどの人が暇そうでしたからね。笑

どうでもいい時間を修行の場に変える

こういったように、「自分が望まないけれども時間だけが無用に奪われる」ことは結構あります。

移動時間もこれに含まれるかもしれませんね。

で、自分はこういう時間を受け身的にただただ消費することが嫌なので、何をやればいいのかを考えていた時期があります。

当たり前ですが研修ならスマホを見ることもできないので、ただただ暇です。

スマホでぼーっとネットニュースとか見ていた方がマシな気がします^^;

その暇な時間を無用に浪費するのはすごくもったいないので、やることはないかな、と考えるようになりました。

リソース、すなわち使えるものは限られていて、使えるのは自分の身体のみ。

ここでスマホなどは使えません。

何かノートに書くことを試そうとはしたんですが、人が話している最中にノートにめちゃ書いているととても目立ってしまったので、そういうのもできません。

人の話を聞いている姿勢も求められるので、おかしな行動ができないんです。

という激縛られている状況でできることを考えて、自分はあることをするようになりました。

それが、手首をゆるめることです。

おそらく「?」が大量に頭が浮かぶと思いますが、もう少し話させてください。笑

自分は気功をしていて、そのときには手首のゆるみが重要になってきます。

なので、姿勢を変えずに、聞いている姿勢でできることで、手首をゆるめる、ということが自分にとって有効だと、ゆるめていたんです。

特別なことをしていたわけではなく、手首をゆるめるといってすごい変なことをしているワケではなくて、左手首を右手でさする、あるいは逆に右手首を左手でさする、ということをずっと繰り返していたんです。

ちょっとさする音はしますが、基本姿勢は変えなくて済みますし、周りからそこまで怪しまれることもなく、手首をゆるめ続けていたんです。

結果、タイトル画像のように手首がとても柔らかくなりまして、気功の方の気の流れやすさというのが上達しました^^

いつでもできることをいつでもする

それから、何もできないけれども時間があるようなときには、手首をさするのが習慣になりました。

電車で本も開けないようなときとか、混雑しているときとか、インターホンを鳴らされてあとちょっとでくる宅急便を待つときとかですね。

といったように、細切れオブ細切れな時間でも自分にとって有益な使い方をするようになって、結果気功が上手くなったんです。

人生生きていれば、介護をしなければならないとか、どうでもいい飲み会に付き合わなければならないなど、どうでもいいけれども時間を拘束されてしまうシーンがあると思います。

でも、そんなときでも「仕方ない」と諦めてぼんやりと時間を浪費するのではなくて、「この制限された中でできることは何か?」というのを考えて、少しでも改善することはできます。

諦めたら、受け入れるだけでどうにもなりません。

だからこそ、忙しい時こそ、どこでもできること、ちょっとした時間でできることを考えてみると、意外にできることが編み出せるんです。

1回1回は大したことがないことにはなりますが、それが習慣になって積み重なって回数を重ねていれば、いつの間にか大きな成果になって返ってきます。

だから、今が辛いしどうやっても動けないと思うなら、何か、たった1つでいいのでどこでもちょっとした時間でもできることを考えてみてはいかがでしょうか?

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