自分の言葉を100%伝えるには、面倒見主義で繰り返して説明すること

●自分の言葉を100%伝えるには、面倒見主義で繰り返して説明すること

どうも、早乙女です。

今回は、自分の言葉を100%伝えるには、面倒見主義で繰り返して説明すること、というテーマでお話しします。

音声はこちらから。

世の中には日本語が通じない人がいる

自分が今まで関わってきた人を振り返ると、ときおり、パラボラアンテナレベルにヤベー人がいるな、と思いました。

主には大学生時代からでしたが、バイトから同級生まで「ここまでヤバイ人に出会ったことがない」というレベルでした。

大学生の同級生にはメーターの針が振り切れたような人がいて、全てが狂っていました。

県道で上半身裸の状態で寝るチャレンジをしていたり、神社でサバゲ―をしよう襲撃しようとしていたり、上げればキリがないほどヤバイ行動をしていました。

他にも恐ろしかったのは、ルーズリーフで盗撮をされていたときです。

いえまあ、自分は男なので盗撮されていたのが怖いとかそういうことではなくて、「意味が分からないことをこちらが思いもしない手段で実行してくる」というのが恐ろしかったんですね^^;

ルーズリーフの盗撮っていうのが、まずルーズリーフって、ノートを一枚一枚ペラにした感じで、バインダーとかで2つの穴に線的なものをさして、パチってやればまとまる、適宜まとめられる代物です。

で、バインダーとかでまとめるために、横にいっぱい穴が開いている場合もありますし、上に2つ穴が開いている場合があったり、とにかく穴が開いていると思います。

その穴からカメラを通して、「この問題教えて~」とルーズリーフを持って質問をしているときに相手を盗撮する、ということをしていて「こちらが思いもしない手段で実行してくる」というのが恐ろしかったんです。

盗撮それ自体は何の役にも立たない…いえまあ正確にはネット上に上げられて、個人情報の流出とかヤバいんじゃないかとかは思いましたが自分はそこまでヤベー行動はしていないので大丈夫だと思い込むことにしました。

盗撮それ自体よりも「いつの間にか盗撮されている」「なぜかしている」という事実と、「同じようにこちらが思いもしない手段で盗撮されているんじゃないか」というやっているかもしれない恐怖でした。

…絶対怖いですよね?

男でもそのことを聞いたとき、背筋が凍る思いでした。

自分は大学を卒業してその人と縁が切れてよかったと心底思いました^^;

で、その人はクレイジーなので日本語もなかなか通じないので、簡単なことを簡単に分かりやすく話しても、全然伝わりませんでした。

レポート課題でグループ課題的な物があって、一緒にやることがあったんですが、言葉が通じないので、相互理解を諦めて、3分の4倍というか、いない体で頑張ることになりました。

という強烈な経験があって、「人に言葉は通じるものではない」ということが体感ベースで理解できたので、人に言葉は通じないから、諦めるか何度も説明する必要がある、というのが腑に落ちたんです。

人には思ったほど伝わらない

これに加えてバイト、塾講師のバイトでも似たような…といったら失礼かもしれませんが、同じ系統な話があって、子どもたちでも一度言ったことを全部理解してもらえるとは限りません。

モンハンの話なら、しっぽ切る時の耐久値の話とか、一発で理解してくれましたが、算数の2桁×2桁のひっ算の繰り上がりの話は5回くらい言ってようやく理解してもらえる、そして実践を交えて定着してもらえた、そんな感じなんです。

16×8は848になる、みたいな感じで、なかなかわかってもらえないんですね^^;

ということもあって、小学生で繰り上がりの概念がなければ繰り上がりを説明してもなかなか通じない、まさに「人に言葉は通じるとは限らない」ということや、新しいことでは特に「一度言われたからと言って全部覚えられない」ということを実践ベースで体感していました。

そういった経験もあって、自分の言ったことは、ほぼほぼ伝わらない、というのが自分の中の価値観としてしみついたんです。

というか自分自身でも新しいことをすれば分かると思うんですが、新しいことって聞いても良く分からなくて、同じことを何度も聞くとか始めは慣れずに同じ間違いをするってよくあると思うんです。

会社なら特にそうだと思っていて、新入社員で入って、右も左も分からない状況なら、たとえ業務を渡されてそのやり方を懇切丁寧に説明されても、たとえ文章のマニュアルがあったとしても、いざ取り掛かろうとしてちょっとしたことで躓いて、同じことを何回も聞く、ってことがあったはずなんです。

エリートな方なら違うかもしれませんが、自分は一般人だったので何回も聞き直していました。

だってまあ、分からないですからね、正直。笑

あるいはベテランで慣れ切っていて、その慣れ切っている枠内での新しいことなら一度聞いて分かるかもしれませんが、オールニュー、全部新しいなら全部が良く分からなくて、言われたことが分かる人には分かるかもだけれど、良く分からない人にとってはまさに迷路をさらにくみ上げられたみたいに、より分からなくなると思うんです。

少なくとも自分はいきなりアメリカに放り出されたらよくわからな過ぎて生きていけないです。

会社で新人など慣れていない人にとっては全部新しくて、全部記憶しなきゃならないので記憶がパンパンになって難しいですし記憶できたとしてもそれと実物とのコネクションができずに、なかなか理解が進まず良く分からないはずなんです。

どんなに頑張っても聞き逃すとか理解しきれないこともありますし、解釈が捻じ曲がることだって絶対にあります。

自分はそうでした。

自分の解釈と相手の解釈がそもそも異なる

最近でもクレジットカードの決済をネットで行うとき、「?」がありすぎて決済できないことがありました。

ネットでクレジットカード決済をして、「パスワードを入力してください」とあったので4桁の暗証番号を入力したら、エラーではじかれると。

だったので使っている会社のサービスのパスワードを入力したんですが、「パスワードが違います」でずっとはじかれていました。

なので打ち間違いかな、と思って何度も入力しましたが、結局全部エラーで、間違えすぎてロックされてしまうほどでした^^;

なんで違うのか理解できなかったのでサポートの人に電話をすると、「クレジットカードに紐づけられている電話番号にワンタイムパスワードが来るので、そちらを入力してください」ってことだったんです。

そういわれて冷静に、ネットで決済するときの画面をよく読むと、ちっちゃく、「スマホにワンタイムパスワードを送りました」って書いてあったんですね^^;

でも自分が集中していたのが、フォーカスしていたのが、パスワードを入力する欄で、そこの近くには「パスワードを入力してください」としか書いてなかったんで、ワンタイムパスワードだってことが分からなかったんです。

まさに「パスワード」と書かれているから自分がサービスで設定したものか、暗証番号だと思いこんで、ロックされてしまったんです^^;

ネット決済での新しい形のパスワードで、捻じ曲がった解釈をしていました。

といったように、新しいことが来ると分からない可能性が十分にありますし、あるいは間違った解釈をしてしまう確率が高いんです。

そして、実際にやって、間違いを実践するか書いてあることを理解できるようになって、ようやく意味が分かったんです。

ということをですね、学生時代に大量に経験したことがあってか、セミナーなどでも、たとえ何度同じことを聞かれたとしても、ちゃんと優しく答えるし、何回か繰り返して説明することもあってか、面倒見がいいといってくださいました^^

ありがとうございまーす!

まあ、個人的には「新しいこと、相手が分からないことであろうことには懇切丁寧に説明する」とか「同じことを聞かれても面倒がらずに、相手の立場なら全然わからないからこそ丁寧に説明する」のは当然なんじゃないかなぁ、と今までの経験から思っているからなんですね。笑

「文面を理解すること」と「現実で扱えるように実践的に習得すること」というは天と地ほどの差があるのは当然だという経験ができたのが、大きいなぁ、と思いました。

だから自分は同じことを聞かれたりしても、あんまりイライラしないタイプです。

大学生の人付き合いでもバイトでも、言葉が全然通じないってことがありまくりすぎたので、というか日常だったので、怒る話じゃないしむしろ当然だよね、っていう気がしているんです。

ですので、「自分の言いたいことが伝わらない!」と嘆くなら、自分の説明が悪いとか責めるだけではなくて、相手にとって新しいことばかりで分からない、だから何度も丁寧に説明してあげるというスタンスでもいいんじゃないかと思います^^

それだけで自分みたいに、「面倒見が良いですね!」と言って頂けることもあると思います^^

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