人間は動くようにデザインされているから、動かないと発狂したくなる

●人間は動くようにデザインされているから、動かないと発狂したくなる

どうも、早乙女です。

今回は、人間は動くようにデザインされているから、動かないと発狂したくなる、というテーマでお話しします。

音声はこちらから。

動いていないと身体が弱ってくる

あるとき会社で休業だったときがあるんですが、緊急事態宣言の頃なんですが、そのときは外出も控えるべきという空気だったので、自宅にずっといました。

その頃はゲームが自宅にあったので、淡々とゲームをしていたりしたんですが、正直スプラトゥーン、正確には2ですがやってもやっても終わりがなくて、止まる要素もなかったので、1日中やっている日々が続きました。

一度始めたら気が付けば5時間くらいやめられずに経っていて、朝からお昼時になっていたので急いで昼食を作る、そんな毎日になっていました。

水を飲みに立ち上がるのも億劫で、一度スプラトゥーン2を起動したら数時間は立ち上がらない日々でした。

起きている時間の8割を使っていたといっても過言ではないレベルで、食べている最中も基本はバトルですし、誰にも会わないからとシャワーも浴びず、ひたすらスプラトゥーン2に打ち込んでいました。

それでもまだよかったのは起きている残り2割の時間できっちり食事を作っていたところで、といいつつスプラトゥーン2の1試合はおよそ5分なので、火を弱火でかけたら1試合やって戻る、なんてアクロバティックなこともしていましたね^^;

ここで1つだけフォローするなら、栄養だけはキッチリとっていたのは自分らしかったです^^;

というスプラトゥーン2一人強化合宿生活を1週間続けた頃、身体に異変が起きました。

朝起きて立って、「よし! スプラトゥーン2起動するか!」と思ったら、強烈な立ち眩みで気持ち悪くなってしまったんですね^^;

あまりに気持ち悪かったので、このままじっと安静にしていて抑えられる気がしなかったので、外の空気、新鮮な空気を吸おうと1週間ぶりに窓を開けて、外の空気を吸っていました。

新鮮な空気を吸ってようやく落ち着いて、部屋の空気が濁っていたことに気づいて、しばらく開け放つことにしました。

また、もちろん自覚はあったんですが、それでもやめられなかったんですが、椅子に座ってずっと画面を見続けていたのが良くなかったと分かりきっていたので、ベランダという極小スペースではありますが立ってずっと先の森の方を眺めていました。

そうやって何十分かしていると、頭の中がくらくらするような、揺れるような気持ち悪さが抜けてきて、ある程度スッキリした感覚を覚えています。

動くことで身体が元気になる

正直スプラトゥーン2に後ろ髪を引かれながら、その辺を散歩して、ベランダだけでは良くないな~と思ったので、ちょっと散歩したんですが、そこまでしてようやく、いつもの調子が戻ってきたように感じました。

その頃は起きたらスプラトゥーン2をやらなければならない! とある種の使命感みたいなものがあって、もはや毎日やる機械みたいになっていて、逃げたくても逃げられない状況だったんです。

おかしなことを言っているように思われれるかもしれませんが、本当に夢にも出てくるほどで、「こうやって攻められたらこう」みたいにずっとシミュレーションが頭の中でぐるぐる回って、本当に寝ても起きてもスプラトゥーン2しか考えられない毎日でした^^;

正直、思考能力が低下していたと思います。

そうやってその辺を歩いてもやもやしたスプラトゥーン2成分が若干抜けていって、もちろん1日では抜けられなかったので、1週間とかかけて、本を読んだりして、本を読むように戻ってまともな生活をし始めることができるようになりました。

1時間も歩いていなかったかもしれませんが、今までずっと椅子に座りっぱなしでゲームをしていた自分にとっては、とても心地良いものでした^^

中でも重要だった要素は、「外に出歩くこと」だと思っています。

太陽光を浴びて、身体を動かすこと、新鮮な空気を吸うことが何より重要だったんです。

人の身体は、動かないと動けないようになっています。

宇宙に行くと無重力で、立つ必要がないので骨密度や筋肉が必要ないと骨成分や筋肉が減って弱まって、地球に戻ってきたら立てなくなる、というのは聞いたことがあると思います。

動いていなければ動く能力が必要ないと考えられて、動けなくなってしまうんです。

これは感覚的な話でもなんでもなくて、論理的に正しい話です。

人は、人でなくても生きとし生けるものは全員そうですが、エネルギーがなくなってしまえば死んでしまいます。

そしてエネルギーを消費するのは行動することなので、基本的に身体は動かさない方が良い、余計なものはそぎ落とす発想が本能に刻み込まれています。

だから、宇宙にいって意識的には「重力が戻るから骨密度そのままでいてくれ…!」と思っても、本能は「必要ないから捨ーてよ」と骨やら筋肉やらがポイポイ捨てられてしまうんです。

身体に筋肉が必要だと認識させる

テレワークなどで一歩も外に出ない方は特に気にして頂きたいんですが、一歩も外に出ないとほとんど動いていないに等しいので、本能的には必要以上に身体の筋肉なり骨がそぎ落とされている可能性が高いです。

筋トレして、めちゃめちゃマッチョマンの人も、毎日筋トレしないと、「こんな肥大した筋肉いらないだろ」ってバカスカ捨てられてしまうんです。

それの弱化バージョンですけれども、筋肉があまりない人でも、家から一歩も出ないで、ぼんやりしていると、「あ、この筋肉も必要ないんだ」と本能的には思われてしまって、動けないようにどんどんなってしまうんですね^^;

自分のスプラトゥーン2耐久生活も、基本ずっーと椅子に座り続けて水を飲むのに立ち上がるのも最小限だったので、トイレも最小限だったので、身体が動く必要はないと固まっていて、それが立ち眩みや気持ち悪さ、頭の揺れに関連していたと考えています。

実際、会社に行くために45分歩く、始めの頃は45分歩いていた、ほんの1か月前は余裕でできていた、むしろ爽快! と思っていたはずなのに、めちゃくちゃ45分歩くのがキツくなっていたんですね^^;

それを気合いで歩いて、それが1週間も続けば、めちゃ元気になりました^^

動かないでいると、身体が動かなくていいんだと固まってしまって、元気さも失せてくるんです。

運動の大切さについては、ジョン J. レイティさんの「脳を鍛えるには運動しかない!」という本は鉄板だと思いますし、分かりやすい本ならtestosteroneさんの「筋トレは最大のソリューション」も面白くてオススメです。

まとめて言ってしまうと運動は身体能力はもちろんのこと、脳やメンタルも鍛えてくれる万能のソリューションだ、ってことになります。

現代、新幹線や飛行機が飛び交っていて、身近にも電車や車があって、私たちは動くことがほとんどなくなりました。

でも昔は例えば山口から青森に行きたいなら歩くしかなくて、実際歩かないとつけないので、歩いていたはずです。

しかし現代は文明の発達のおかげで動く必要性が減って、実際動かなくなりましたが、それっていうのは昔から変わらない姿を保っている人間、ということから判断すれば、不自然なことなんです。

個人的には動かなくて済んでしまう椅子っていうのは寿命を縮めるある種最悪の発明なんじゃないかとも思っていて、罪深いものなんじゃないかとも思っています。

ですので、こうして音声を録っているときも、スタンディングデスクでとっています^^

私たちの遺伝子には動くことが刻みこまれていて、動かないで生活してしまうと身体がバグって、病院に行くほどではないものの弱ってしまって不健康になってしまう、ということがあります。

近代になって精神疾患が増えたことも、動かないからなんじゃないかと感じているほどです。

人間は動くようにデザインされています。

だから、多少なりとも動くことで、元気な身体を維持できるので、動いていないと思ったら散歩レベルでいいので動いて欲しいな、と思います^^

Follow me!

コメントを残す