日本人にとって腸内細菌が最も大切だから、野菜マシマシが良い

●日本人にとって腸内細菌が最も大切だから、野菜マシマシが良い

どうも、早乙女です。

今回は、日本人にとって腸内細菌が最も大切だから、野菜マシマシが良い、というテーマでお話しします。

音声はこちらから。

腸内細菌が人体のベースになる

人間として大切なのは、人間の食事として大切なのは、三大栄養素、ビタミンやミネラル、食物繊維、抗酸化物質、という順番だ、という話を良くしています。

ただ、食物繊維よりもビタミンやミネラルが大切、という意見については個人的には反論したいお年頃です。

まず食物繊維というのはカロリーゼロで野菜に多く含まれているもので、消化酵素では消化されない成分のことです。

消化されない、すなわち吸収がされないでそのまま通っているので、カロリーゼロ、と言われていました。

昔は食物繊維は何の足しにもならないから無意味、と言われて、どうでもいいものとされていましたが今はむしろ最重要成分にまで成り上がっています。笑

というのも、食物繊維は腸内細菌のエサになるからです。

腸内細菌というのはその名の通り腸内に住んでいる細菌群のことで、腸内フローラなどとも呼ばれていて、この腸内のバランスが整って入れば免疫力向上から精神安定など様々なメリットがあります。

腸内細菌は生きているので当然ながらエサが必要で、そのエサは食物繊維です。

腸内環境を整えるには食物繊維を摂取してエサを与えることが重要で、食物繊維を食べるということは免疫力や精神安定に繋がるということなんです。

腸だから免疫とか精神って関係なくない? と思えるのは古い思想で、むしろ腸は第二の脳とも呼ばれるほど、重要な役割を担っていることが判明しているんです。

ですので、自分はビタミンやミネラルよりも食物繊維の方が重要だと考えています。

いえ、もちろんビタミンやミネラルもとらなくていいって意味ではなくて、もちろん重要ですが、”比べて”より重要なのは? と聞かれたらの場合ですからね。笑

というのもですね、ビタミンの方は、食物繊維を腸内細菌が分解することによって一部は得られるものですので、ミネラルはほぼほぼ取らなくてはならなくてもビタミン系は意識しなくてもいいんじゃないかと思っています。

また人間には慣れるという機能があって、昔ながらの食生活が身体に一番いいです。

アメリカ人なら肉多め…なのかは分かりませんが、日本人なら野菜多め、炭水化物多め、味噌などからもナトリウム多めが良いとされています。

これは別段変な話ではなくて、アメリカの食生活を様々な人種の人がしたら、日本人が真っ先に体調が悪くなった、ということもあるほどです。

アメリカの肉とかで脂たっくさんの食事が、日本人には合いにくい、少なくとも身体は拒否反応を示しやすい、ってことなんです。

昔ながらの食事が人には合っている

牛乳が飲めない乳糖不耐症の人が日本に多いこと、お酒が飲めない下戸の人の割合が日本では多いなど、日本人の身体は日本の食事にカスタマイズされているんです。

同じ人間だから食べられる物も同じ、って考えたら、この現象を説明できないですよね。

同じ人間でも食べられるものが違う理由の1つは、腸内細菌が関わっていると考えています。

例えば肉の消化には、腸内細菌の中でも悪玉菌が肉を消化します。

このことから、アメリカでは悪玉菌の割合が多く、日本では悪玉菌の割合が少ないのではないかと推測されるんですね。

本当にこれは推測なんですが、アメリカでは腸内細菌がメインとして活動していないんじゃないかとまで思っています。

でも、日本では野菜を多く食べていた、すなわち食物繊維を多くとっていたことから、日本人にとっては腸内環境はとても重要なファクターです。

だから日本人は野菜をたくさん食べて食物繊維をとるべきだと、そうすればベースは整うと考えて実践して、実際自分はその通りになっています^^

ですので、ダイエットで極端な糖質制限やケトジェニックダイエットは日本人には合いません。

いずれも肉ばっかり食べて、あるいは脂質を大量に摂っていて、野菜を食べないということで、日本人の食生活には合わないんです。

欧米由来の人は農耕より狩猟がメインで、元から肉を多く食べる民族だから、糖質制限やケトジェニックでも身体が適応している、と考えています。

でも、日本人は違います。

農耕民族で、米や野菜をたくさん食べてきました。

結果、腸内環境が整って、腸内細菌が育って、善玉菌がメイン、、、いえ正確には日和見菌ですが、これらがメインになって、野菜をたくさん食べた方が良い民族になっていると考えています。

という導きから、自分は健康やパフォーマンスを維持するためにも、今日も野菜を多く食べて生きています^^

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