脂質にもヒエラルキーがあるってご存知ですか? 肌荒れの人は特に知って欲しい脂質の話
●脂質にもヒエラルキーがあるってご存知ですか? 肌荒れの人は特に知って欲しい脂質の話
どうも、早乙女です。
今回は、脂質にもヒエラルキーがあるってご存知ですか? 肌荒れの人は特に知って欲しい脂質の話、というテーマでお話しします。
音声はこちらから。
肌荒れの原因は脂質の質の低さかもしれない

自分は肌がめちゃ荒れていた時期がありました。
その理由は時期によって違うんですが、子どもの頃はストレスでずっと肌が荒れていました。
そして次が、今回お話しすることにもなる、脂質ヒエラルキーの低い脂質をとりまくっていたからです。
で、最後に会社のストレスで顔から足まで全身が荒れる事態になるんですが、それはさておき2番目の肌荒れに関する、脂質の話をしようと思います^^;
脂質に関して抑えておくべきことは、2つあります。
1つ目がトランス脂肪酸はなるべく避けること、2つ目がなるべく魚由来の脂質をとること、です。
1つ目の、トランス脂肪酸はなるべく避けるっていうことは、人工的で人間の身体にはあまり適応していない脂肪酸だからです。
トランス脂肪酸は自然界にはなくて、企業の論理でたくさん量産出来て安定的で使いやすい、という理由でマーガリンなどでめちゃ使用されています。
マーガリンは有名かもしれませんが、実のところアイスクリームなどといったお菓子にも利用されていて、結構多くの場面で使用されています。
このマーガリンに関しては他と比べれば言われすぎな面もありますが、積極的に取るべきではない、というところは同意見です。
農林水産省のマーガリンやトランス脂肪酸系のページを見れば肥満からアレルギー性疾患といった軽度のことから、糖尿病や心臓病など重度のことまで、危険度高めな病気も引き起こします。
なかなかに強く買いてあるサイトが見れますね。
とありますように、なるべく摂らない、に越したことはありません。
砂糖などと同じで、人工的に作られた食材というのは大抵の場合いいことがないので、なるべく避けること推奨になります。
簡単に言うと、新しい食材というのは人間の消化器官が対応しきれていなくて、短期的には大した影響はないんですけれども、長期的に悪影響が積み重なるようになっています。
細かな反応を辿れば論理的に説明はできますが、頭が痛くなってきますので、ざっくりと「人工的な食材というのは内臓が処理できず、悪影響を及ぼすから」と覚えて頂けると話した甲斐があるなぁ、と思います。
ですので脂質に関して、人工的なトランス脂肪酸は人間にとって長期的に悪影響を及ぼすので、なるべく避ける方が無難です。
脂質にも階層性がある

もう1つの、魚由来の脂質をとることは、タイトル通り脂質にもヒエラルキーがあるからです。
脂質には大きく2つあって、不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸があります。
どちらが健康に良いかというと、魚に多く含まれている不飽和脂肪酸です。
アマニオイルやココナッツオイルでも有名で、健康志向な人は知っている人も多いんじゃないでしょうか?
こういった不飽和脂肪酸の方が優れているのでオススメ、、、なんですが、一概にそうともいえないのがちょっと残念なところです^^;
というのも、不飽和脂肪酸というのは不安定で、酸化しやすいからです。
不飽和脂肪酸、中鎖脂肪酸も含まれますが、ココナッツオイルやアマニオイルなどが入っているビンを見れば、紫外線カットの物になっていると思います。
そして、冷暗所に保存が推奨されているはずです。
というのも、不飽和脂肪酸というのは基本不安定で、きちんと保存しないとすぐに酸化してしまうからです。
不飽和脂肪酸が酸化するとあまり良くなくてですね、そうなってしまうとお肉などに含まれている飽和脂肪酸の方が優秀になります。
お肉などの飽和脂肪酸は安定的なので、もちろんずっと空気中に置いたら腐ったりとかそれはそれで良くないので、そういうのは除いて、酸化に関してはそこまで気にする必要もないので、扱いが楽です。
飽和脂肪酸については、酸化を気にする必要はないので、不飽和脂肪酸では安定性という面では優秀なんですね。
そのため、不飽和脂肪酸が1番、飽和脂肪酸が2番、酸化してしまった不飽和脂肪酸が3番、という順番でとった方がいいことになります。
できることなら不飽和脂肪酸の魚がとった方がいいと、日本人って魚をよく食べますし、健康に良い食生活だったんだとしみじみ思います^^
でですね、アマニオイルをフライパンにかけているのを見たら泣いた、みたいな話、、、はほぼ知らないですかね。笑
不飽和脂肪酸については火にかけると、酸化するということなので、一気に3番にまでランクダウンしてしまいます。
だからアマニオイルなどはサラダにかけて食べることが推奨されていると思うんです。
それは魚でも同じで、できることなら火をかけずに刺身で食べることがベストです。
次点で焼き魚、煮つけ、最悪は天ぷらにすると不飽和脂肪酸は酸化されてしまって、脂質という面では結局ビミョーな感じになってしまいます^^;
もちろん美味しいので、美味しく食べたいのが目的であれば、そんなに気にすることではないです^^
というかこんなことを考えていたら頭の中がパンクしそうで大変ですし、気にして欲しいのは、肌荒れがちょっときついな、と思う人は頭の片隅に置いて欲しいと思います。
脂質は肌のフィルターになる

自分は昔、脂質ヒエラルキーの低い脂質をとって、肌荒れになっていました。
脂質の内訳というか、とっていたのがスーパーで半額で売っているわかさぎの天ぷらや総菜系ですね、に加えて、たまにフィッシュオイルのサプリを摂っていました。
スーパーで半額で売っているわかさぎの天ぷらは酸化しまくりで脂質ヒエラルキーでは良くない方ですし、フィッシュオイルのサプリも、今は分かりませんが基本的に酸化しているといわれて、フィッシュオイル、と聞くとすごくよさそうなんですが酸化してしまっていて、あんまり良くない脂質です。
そしてあまり良くない脂質をとり続けると、肌が荒れることがあるんです。
肌の細胞は、肌の細胞に限らず、細胞は基本的にそうなんですが、細胞膜で包まれていて、その細胞膜というのは脂質で作られています。
その細胞膜の役割というのは、細胞に良い栄養を透過させるフィルターの役割を担っています。
すなわち、細胞膜というフィルターの材料である脂質が良くないと、悪い栄養素まで透過させてしまう、逆に必要な栄養を通さないことになってしまって、細胞を傷つけてしまう、悪くしてしまう方に働いてしまうことがあるんです。
その結果、肌に表れやすい、目に見えるのでガッサガサに荒れてしまうことがあるんです。
というか自分はそうなりました。
それからというものの週に1回はスーパーで高くとも刺身を食べるようにしています。
切れているものだとちょっと高いので、自分で切って買うやつ、、、ようなやつだと多少安いので、それを買うようにしている感じですね^^
ということを実践して、ストレス要因で肌は荒れてしまったんですけれども、食事要因での肌荒れはなくなりました^^
搔きむしる的な肌の荒れ、ストレス系の肌荒れではなく、ただ生きているだけで肌が荒れてくる、というのはなくなったんですね^^
といったように、ストレスが特にないのに肌荒れに悩むなら、ヒエラルキーの高い脂質をとると、解決するかもしれませんので、刺身とか多めに食べるとか、是非試してみてください。
そうでなくても、細胞の、身体全体の細胞の細胞膜で使われている脂質ですので、健康的に過ごしたいというのがデフォルトであるならば、是非身体に良い脂質をとると、いいと思います^^