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後輩が仕事を辞めたいと言ってきたら、どうする?

●後輩が仕事を辞めたいと言ってきたら、どうする?

どうも、早乙女です。

今回は、後輩が仕事を辞めたいと言ってきたら、どうする?、というテーマでお話しします。

音声はこちらから。

優先順位をどのように持つか?

このテーマ、お題を頂いたので、回答したいと思います。

後輩が仕事を辞めたいと言ってきたら、どうするかですね。

正直言うことは簡単かな、と思っていて、「今の生活を手放すことより、優先順位の高いことはない?」ってことです。

自分としては、仕事を辞めたっていいですし、自分のように辞めたいと言いながらなかなか辞めないことをしたっていいと思います。笑

どっちつかずと思われるかもしれませんが、それが本音です。

自分が仕事を辞めなかったのは単純な理由で、「仕事の辛さよりも得たいメリットがあったから」です。

仕事よりも優先順位の高いことがあって、そのためには仕事で稼いでお金が必要だったので、仕事を粛々としていた、という面があります。

たまにネットで見かける、「会社が合わないと感じてやめました。今両親から仕送りをしてもらってニートです。現在就活中です」っていう記事があったんですね。

新卒で会社に入って、行われた新人歓迎会で自分は合わないと感じて、出社1日で辞めた、そんな記事でした。

それに対して思ったことは、「この人は自立して自力で自分の生活を形作るより、両親からの仕送りをもらってでも自分が感情的に合わないことをやらない、ってことを優先するんだ」ということです。

それって優先順位おかしくない? って思ったんです。

まあ人によって優先順位はバラバラなので一概に否定はしないですが、自分の中には優先順位があって、それを高い順に満たすように行動するものだと思っています。

やりたいと思ったことにより比重をかけるってことです。

で、この記事の人の場合、自立することよりも自分の感情的判断を優先していて、どんだけ自分の感情を優先するんだ、って自分からすると傲慢だと感じたんです。

その場の感情を優先したら大抵上手くいかない

だってですね、誰だってふとした瞬間に嫌なことってあるじゃないですか。

彼氏彼女になった人たちだって、好きで付き合ったけれども、時間が経てば嫌なところが見えてきて、嫌なところが見えた瞬間にいきなり別れるって、、、普通はないと思うんですよ。

あるいは今回のように仕事でいうなら、塾講師としてアルバイトをしていたとき、正直面倒なお母さまとの面談はかなり嫌でした。

授業とはそんなに関係ない部分の話で、言われるのって一方的で、結構嫌だったんですね。

結構嫌だったんですけれども、辞めなかったんです。

というのも、即物的かもしれませんが、お金が欲しかったからです。笑

自分としては当たり前だと思っているんですが、ちょっとした嫌なことはちょっとで済みますし、さっきの例なら1日のうちの1~2時間で済みますし、寝れば基本スッキリ忘れますし、その程度の嫌なことはお金のためなら我慢できるから、我慢する。

それだけのことだと思うんです。

そう考えたときこの記事の人は自分の感情の優先順位が高すぎて、自分とは合わないなぁ、と感じました。

で、話は戻って後輩が辞めたいと言ってきたらどうするか。

これも同じ話で、「あなたの優先順位はどうですか?」ってことです。

自分も副業に取り組んで収益が出て、しばらく辞めなかったのは「現在の生活を維持できる自信がなかった」、すなわち自分の見積もりが甘くて稼げなくなったとき、最悪実家に戻って子供部屋おじさんにはなると思ったんですね。

そう考えた時、子供部屋おじさんになりたくない方が優先だったので、会社員をしばらく続けていた、ってことがあります。

仕事を辞めたとして、安心感があるか?

加えてですね「ビジネスを始めたばかりで、自己投資を積極的にすべきだった」ということを仕事よりも優先したかったので、要はお金が必要だったので、そのまま続けていた、ってこともあります。

そのため効率の観点から「会社で働き続けること」というのが自分のスタートアップ段階では、合理的にコスパが良かったので、辛くとも会社員を続けていたんです。

会社も辛かったので早くは辞めたくはあったのですが、その仕事を辞めることよりも続けるべき理由の方が強くて、それが自分にとって優先順位が高かったので、続けていたんです。

自分には「会社で働いて給料を得ること」の優先順位が高かったんです。

今回のように後輩が仕事を辞めたいと言ってきたら、今話したように自分が仕事を続けている理由、他に優先順位が高いことがあるから続けているよ、っていう話をします。

そして、後輩にとって何が優先順位が高いのか、それを明確にしながら話を聞きます。

実際、それで「今の生活を維持してオタ活すること」が重要だと会社で働き続ける選択をする後輩がいましたね。笑

もちろん引き留めたわけではなく、「あなたにとって重要な事はなんですか?」「そしてそれは会社を辞めても大丈夫なことなんですか?」と聞いて、本人の中で「オタ活の方が大切だ!」と優先順位が明確になって、本人で決断したんです。

会社が辛い、それを短期的な感情論で決めつけて、もちろんずっときつくて、毎月毎月200時間残業とかなら、理性的に辞めた方が良いと思うんですが、短期的な、嫌なことの積み重なりとか、感情論で決めてしまうのは、必ずしも良い結果にはつながりません。

だから、理性的な部分を、長期的な部分を生かして、自分が一体何をしたいのか、自分なりの優先順位を考えることを推奨しています。

…まあ、そういわれても優先順位がぐちゃぐちゃだったり、決められない、ってこともたくさんあるので、難しくはあるんですけどね。笑

それでも、そうして振り返って自分なりに大切なことは何かを振り返るのは、忙しくて自分のことを蔑ろにしている現代こそ、必須のことだと思います。

はい、結論としては、後輩の話を聞いて、人となりを知って、優先順位がどんな感じなのかを後輩の中で明確にさせることをします。

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