制限されている状況は、成長するチャンス

●制限されている状況は、成長するチャンス

どうも、早乙女です。

今回は、制限されている状況は、成長するチャンス、というテーマでお話しします。

音声はこちらから。

止められて諦めるなら、大してやりたいことでもない

自分に対して全力ブーメランで返ってくる話なんですが、何かに縛られていて、その縛りが強いと諦めてしまう人が多いな、と感じています。

自分なら会社とか、他の人なら家族に反対されて、、、とかですね。

家族のことに時間がとられて何もできない、なんて話も聞きますね。

確かにそれはキツイ制限で、どうしようもないことかもしれませんが、それで諦めていいんですか? って思うんです。

自分が心からやりたいことと家族の反対を天秤にかけて、自分のことを蔑ろにする選択でいいんですか、ということです。

自分だって生きていて、楽しく過ごしたいのですから、そこで諦めたら現状を受け入れるしかなくて、今までと同じ明日が続くだけです。

捨てることができないなら、両立することができないかというのを考えたっていいわけです。

自分は昔、高校生の頃、両親というめちゃくちゃ縛りの厳しいルールがあると同時に、本当に若いと思うんですけれども、小説を書きたいという思いがありました。

で、小説を書いたからには、賞に応募したかったんです。笑

ですが書いていた頃が、タイピング速度があまりに遅くて、小説の応募期限が迫っていたんですね。

その頃の自分はブラインドタッチ、キーボードを見ないでうつことができずに、人差し指で打つタイプだったからですね。笑

人差し指では当たり前ですが到底間に合わない状況でした。

単純に書く時間を増やせばいいじゃないかと思えますが、自分にとってはそう簡単ではなくて、その頃パソコンはゲームと同じで「やるとバカになる」と思われていました。

それは両親の思い込みなので、いくらデータを見せても意見を変えてくれず、覆らなかったんです。

そのため1日1時間までと決まっていて、しかも夜は「目が悪くなる」とのことで寝る前にやることは禁止されていました。

でもそんなに時間が限られていると、全然間に合わないんですね。

何が何でもやりたいから、そこから抜ける手段を考える

だから、こっそりパソコン、ノートパソコンですけれども、を持ち出してこっそりベッドで小説を書き始めたんです。

でも、全然書けませんでした。

当たり前ですが夜なので真っ暗で、キーボードの文字が全然見えなかったからです。

そもそもキーボードをなんで人差し指でうつかというと、キーボードの文字を覚えていないから、みてうつからですね^^;

だからといって部屋の電気をつけて作業してしまうと、両親が部屋に入ってきて、夜更かしは良くないと入ってこられるので、どうしても真っ暗な中やる必要がありました。

だからモニターは多少光っているので、その光を頼りに、必死に人差し指タイピングをしたんです。

でも、そんな日が何日も続いて、気が付いたらブラインドタッチが出来るようになっていました。

おそらく暗い中、打っては消しと誤入力が多すぎることを繰り返していたら、自然とキーボード配置を覚えていて、結果としてブラインドタッチができるようになったという仕組みだとと思っています。

結果真っ暗な中でもキーボードを見る必要がなくなって、スラスラと書けるようになりました。

入力速度も上がって無事賞に応募ができたんです。

…まあ、落ちたんですけどね。笑

でもこの経験が個人的にはすごく良い経験になったと思っていて、当時の自分はブラインドタッチなんて絶対にできないと思って諦めていたんですけれども、いざ必要な能力と分かったとき、頭でわかったというよりも絶対に必要なものなんだと身体の奥底からわかると、気が付いたらその能力が身についていたんです。

ある種、制限された状況だったからこそ手に入れられた能力の気がしているんです。笑

両親が厳しくて、パソコンを自由に触れる環境じゃなかったからこそ、手に入れられたと思うんです。

両親がとても寛容で、自分が部屋で何をしていようと気にしないタイプで、パソコンを自由に触れる環境だったならば、ずっと人差し指で頑張り続けていた気もするからです。

でも、真っ暗な中でやらなければならないと、でもどうしても小説を間に合わせたいという想いがあったからこそ、必要な能力であるブラインドタッチがいつの間にかできるようになったんだと思っています。

制限があるということはむしろ新しい能力を手に入れるチャンス!

…とは苦しい当時は思えもしないですけれども、いつかは自分にプラスになって返ってくる、と思っています。

制限されている状況というのは、成長するチャンスなんです。

本気でやりたいと思うなら、勝手に成長してしまう

もちろんですね、自分から制限されている状況に入りたくはありませんが、キツイ状況でやらなければならない状況に陥ってしまったときは、「なんとしてもやってやる!」とやりぬくことは決めています。

こういうとマッチョに聞こえるかもしれませんが、もっとマイルドに、「今の現状を改善するための方法がないか」と考えることです。

別の人の例にはなりますが、とあるご家庭で、とある作業をしたいけれども作業時間が取れないという状況に陥って、必死に知恵を絞った方がいました。

その方は主婦だったんですが、家事が全部自分がやらなければならず、また子育てもあって大変だったそうです。

色々自分と話して、やりたい、けれどもできない、、、という状況にジレンマを感じつつ、何ならできるか、というのを考えたそうです。

家事の時間を減らすにはどうするか、、、というのを考えに考えて、出た答えが「鍋」でした。

夕食を作るのに時間がかかりますと。

また片付けにも時間がかかりますと。

そこで、夕食を鍋にすれば食材を切るだけで済むし、鍋でコトコト煮込むだけなので実質家族が料理に協力してくれることになる! とひらめいたからですね。

片付けも鍋と取り皿で済むので、食器を洗う量が減りましたと。

しかもやってみてよかったことが、鍋は大きくて大変だろうからと、旦那さんが自然と片付けを手伝ってくれたそうです。笑

といったように、意外と何とかして時間を作らなければいけない! とかこの能力を手に入れたいと必死にやっていると、意外とどうにかなってしまうものだと思うんです。

確かに「自分はこうやってすごい制限ががあるからどうしてもできない」と諦めるのは簡単です。

でも、「これをやればどうにかなるかもしれない」と考えて打開することができるかもしれません。

なら、ポジティブに考えて、「制限された状況こそ、自分が成長するチャンス」と考えて、色々試行錯誤してみてはいかがでしょうか?

それが辛いなら、人に相談すると、自分の視点とは違った視点で見てくれるので、思ってもみない解決策がくることもあると思います^^

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