面白いボードゲームとして残り続けるために ハゲタカのえじき

●面白いボードゲームとして残り続けるために ハゲタカのえじき

どうも、早乙女です。

今回は面白いボードゲームとして残り続けるために ハゲタカのえじきの話をします。

音声はこちらから。

面白いボードゲームは分かりやすい

面白いボードゲームとして残り続けるのは、どういったボードゲームなのか。

それを考えた時、「ルールがシンプル」かつ「毎回攻略条件が変わること」ではないかと考えています。

昔から今も残るゲームは、この2つの条件があります。

ソリティアはその典型で、ルールはとてもシンプルで、かつただ数字をくっつけられるところに数字をくっつける、ダイヤの7にスペードの6をくっつけるとかそういうことです、をしてもクリアできないように毎回攻略条件が変わります。

ルールは非常に分かりやすいやり方のはずなのに、やり方を毎回変えなければならないんです。

こうなるといつまでもやり続けられて、中毒性がでてくるのではないかと感じています。

会社で暇な人がやっている定番ってソリティアですよね。笑

スマホでもずっとやっている人がいます。

ルールは本当にシンプルで、数字をくっつけられるところに数字をくっつける、小さい数字、1から順に大きい数を場に入れていくだけです。

ただそれだけなのに、機械的にやるとクリアできない。

でも、ちゃんと考えればクリアできる、という面白さがあります。

他にもぷよぷよなど、同じ色を4つ集めて消すだけなのに、落ちてくる色はランダムなので毎回連鎖の組み方が変わって、昔と同じルールなのに今も大会があるほど盛り上がっているほどです。

この「ルールがシンプル」かつ「毎回攻略条件が変わること」の2つの要素を満たせば、なかなかに面白いボードゲームになると考えています。

人によってやり方が違うので、毎回面白い

で、その条件を満たしてルールが極限なまでにシンプルなボードゲームが、「ハゲタカのえじき」というものです。

このボードゲームのセット内容からとてもシンプルで、1から15までのカードが6セット、6人までなので6セットで、後はハゲタカの絵と一緒に書かれたー5、ー4、ー3、ー2、ー1、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10と1ずつ増えて0を除いて10まであるカード15枚で成り立っています。

記号など特殊なカードは何もなく、本当に数字だけで構成されています。

数字しかない上にカードの枚数が少なくて、とてもシンプルです。

ルールも非常に簡単で、先程のハゲタカの絵と一緒に書かれた数字を取り合って、その数字の合計点数が高い人が勝ちます。

その数字の取り方も分かりやすくて、プレイする人が全員1から15まで書かれた数字を裏にしてその場に出して、いっせーのせ! で開いてその中で一番大きな数字を出した人がその点数をもらえる、という仕組みです。

ただここで良いランダム要素になるのが、攻略条件が変わる要素になるのが、同じ数字を出した人は点数をもらえなくなることです。

15、15、9みたいに数字が出されると、15を出した人は数字、いえ点数をもらえなくなるので、9を出した人が点を獲得することになります。

また点数がマイナスのときはこのルールが変わって、逆に1など一番小さな数字を出した人がマイナス点を獲得します。

大体、小さな数はマイナスに働いて、大きな数はプラスに働くってことです。笑

このようにただ高い数字を出せばよい訳ではなく、また1から15の数字は1枚ずつになるので、テキトーに数字を出していたら点数の高い数字が出た時に戦えず、あるいは被ってしまったら獲得できないジレンマで常に攻略条件が変わってしまうんです^^

ですがルールは非常にシンプルで、サクサク進められます。

本当にこれだけのルールでとてもカンタンなのに、とてつもなく面白くて、白熱するバトルになります^^

「ルールがシンプル」かつ「毎回攻略条件が変わること」だけで、時間を忘れてずっと楽しめるゲームになるんです。

シンプルイズベスト! を的確に表したボードゲームだと思います。

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