価値観の違いから多様性を理解する ito

●価値観の違いから多様性を理解する ito

どうも、早乙女です。

今回は価値観の違いから多様性を理解する itoの話をしようと思います。

音声はこちらから。

数字を小さい順に出すだけなのに、、、

itoというボードゲームはお互いに隠し持った数字を小さい順に出していくゲームです。

これだけだと簡単すぎるので、もちろん制限があります。

数字を言ってはいけない代わりに、その数字の大きさをお題に沿った言葉、ハンバーグ、などの名詞で答えるゲームです。

お題はバリエーション豊かで、例えばお題が「強い映画の登場人物」であれば、1が自分の想定する弱い映画の登場人物、100が自分の想定する強い映画の登場人物、という形で自分の持っているカードの数字にぴったり合うと思う登場人物で伝えます。

これで人と人との価値観があまりにもずれて、そのずれがとてつもなく面白いです。笑

自分は「強い映画の登場人物」のお題だった時、51という数字を引きました。

なので、強くも弱くもなさそうな登場人物を考えた結果、自分は「バットマン」にしました。

普通の人間の強いレベルかなーと思っていったら、大反対でした。笑

バットマンってスパイダーマンのようにクモに噛まれて強化されたとかそういうことではなく、普通に強いタイプの人だったので、バットマンぐらいじゃないかなぁ、と思ってのことでしたが、全然そんなことはなかったみたいです。

しかも難しいのが、映画と言われてドラゴンボールが出てきて、自分のよくわかっていない亀仙人とか、最弱でその辺の一般人とか出てくると、基準がなさすぎてどうしていいか分からなくなりますね。笑

タイトルを合わせてアベンジャーズにしたとしても、誰かは知らないし、逆にドラゴンボールに合わせたら自分が分からなかったりと、結局のところ、映画っていうタイトル1つとっても合わせるのが難しいです。

そのため各々が考える映画の登場人物の強さ、という形になって、お互いの比較が無茶苦茶難しかったです。

かといって思い浮かべるのが絞られるお題で、「人気のあるコンビニのおにぎり」というお題のときも、大荒れでした。笑

これならある程度絞られるから大丈夫だろうと思いきや、全然そんなことはありませんでした。笑

人気のある、が個人的な好みで100が人気がある、1が人気がなくてむしろ嫌われている。

これが一般的なスタンスだときっちり確認してやりましたが、それでも無理でした^^;

むしろドツボにハマります。笑

塩おむすびってどのくらいの人気?

数字は後で言いますが、みなさんは、おにぎりの具なし=塩おむすびって、どのくらいの順位に入ると思いますか?

さっき言ったように、100が人気がある、1が人気がないだとしたらどのくらいの数字になると思いますか?

自分はコンビニのおにぎりで嫌いってないと思うんです。

だって嫌われていたら売れないじゃないですか。笑

となったらフラットで食べられるもの、ということで塩おむすびになりました。

というよりか、何もない状態に何かを足したら基本プラスになるので、塩おむすびが一番下だと思った発言でした。

自分が引いた数字としては14でした。

そしてみんなが小さそうなのがないな、と思って数字、14を出したら、5と9と、自分より下の人が2人もいました。笑

一瞬にしてゲームが終わりました。笑

なぜか塩おむすびが数値が低い、人気がないということが大ブーイングで、「素材の味を楽しむために必要」とか「梅干しはマイナス」とか、もう考え方があまりにも違いすぎましたね。笑

いやいや、塩おむすびは中に何も入っていないんだから、それに何か入れば絶対にプラスになるでしょ、、、という価値観すら伝わらないのは残念ですね。笑

こうやって話し合いで大爆笑できるだけでも十分に面白いとても素晴らしいボードゲームです^^

他人との”ずれ”が面白い

加えていいと思ったことが、「自分の考えは正しくない」と思えることでした。

さっきのように塩おむすびが一斉に反対されるほど世間、あるいは他の人と価値観がずれていて、人間というのはそういうものだということが良く分かるゲームです。

多様性が分かりますね^^

グローバリゼーション!

日本人だけでも、こんなに考え方が違うと、自分が正しいと思っていることが全然通じなくて、やっぱり面白いですね^^

やる前はお題に対して数字で表すだけの単調なゲームかと思っていたのですが、その実何時間でもできる他人とのずれが面白い最高のコミュニケーションゲームでした^^

テレストレーションでも感じましたが、人それぞれの個性が出るタイプのゲームはとても面白いです。

お互いに相手を見合って、「あいつ30持っているからそれより低いやつを言おう」というのはお互いに数値を隠し持っているのでできません。

調整できないので、素がぶつかり合わざるを得ないのも、ポイントが高いです。

素の自分をさらけ出してぶつかり合うのが、最高ですね!

自分の考えは絶対に正しい、という概念が崩れて多様性を肌感覚で理解できるので、人間関係をスムーズにするし腹筋崩壊太郎になるのでとてもオススメです。

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