なるほど完璧な作戦っスねーッ、不可能だという点に目をつぶればよぉー

●なるほど完璧な作戦っスねーッ、不可能だという点に目をつぶればよぉー

どうも、早乙女です。

今回は、なるほど完璧な作戦っスねーッ、不可能だという点に目をつぶればよぉー、というテーマでお話します。

音声はこちらから。

計画ってその通り上手くいかなくないですか?

分かる方は分かると思いますが、某決着の名場面です。

気づいて頂けている方には気づいて頂けると思っていますが、週1でしているアニメやマンガをもじった配信をしようと考えると、言わずにはいられない言葉になりました。笑

「なるほど完璧な作戦っスねーッ、不可能だという点に目をつぶればよぉー」って、汎用的でとても良い言葉だと思ってます^^

この言葉を考えると、現実世界でも計画に対する脆さは良くあります。

3年後には脱サラしたいとか、転職したいと目標を決めます。

目標を達成するためにこういうことをしよう、と計画を練ります。

で、その計画通りに進んで、目標を達成できたこと、ありますか?

もちろん中には計画通り進められたこともあるっちゃあります。

だけれども、大半は計画通りに行きません^^;

少なくとも自分はそうでした。

計画を逆算しても、上手くいくか?

個人的に好きではない話に、「未来から逆算してやることを考えよう」という話があります。

すごくテキトーに言いますが、3年後に脱サラするためには、2年後には起業していて、1年後には起業できるようにお客さんが1000人以上いて、半年後にはお客さんが1000人以上いるように月間PV10000越えのブログを作る必要がある。

だから、今から毎日ブログ記事を3記事書かなければならない、みたいな話です。

脱サラという目標のため、そこから逆算して計画を練るのは、正しくてとても良い手法だと思います。

思いますけれども、現実で役立つことはマレなように感じています。

まさに「なるほど完璧な作戦っスねーッ、不可能だという点に目をつぶればよぉー」ってことです。笑

というのも、やったことがないことに対して計画を練っても、知らないこと・予想外のことばかりで総崩れになるからです。

例えば、技術系なので、多少分かりそうな分野ということで。

市場で売るパソコンのマウスを作ってください! といわれて、1年で作る計画は立てられますが、その通りに実行へは移せません。

自分でも無理です^^;

まずやるべきことがリストアップできません。

外注はしないであくまで自分で作るとして、想像するだけでも、型の作成から内部回路の設計、規格に入れるためのレポート試験やコンプライアンスに通っているかの検証作業、また部品が手に入るかのやり取りなど、大量のやることがあります。

おそらくモノづくりに携わったことがない人にとっては、「作る」「売る」「終わり」とかざっくりしたイメージしかなく、中身が理解できないために「1年とか余裕です!」みたいな勘違いですね。笑

いや、本当にムリです。

今まで作ったことがある人なら別かもしれませんが、ゼロからはほぼ無理です^^;

これは会社でよくある話だと思っていて、技術を知らない営業の人は1ヶ月でできると思っていたら、技術からすると1年かかるの当然じゃん、と営業からすると技術の事情が分からないから無茶だと分からずに提案されるイメージです。

お互いに理解できないから軋轢が生まれている構図、ありません?

とあるブログかTwitterで見た話であるんですけれども、とある表示されているHPの文章を、左詰めから右詰めにしたい、という話がありました。

これだけで1ヶ月、3ヶ月かかっていて、しかもお金がめっちゃかかる。 というツイートがされていて、こんなにかかるとか意味わからない、無駄じゃん、これが古い体質か、みたいな話がされていました。

これを自分から、あるいはある程度技術を知っている人からすれば、ワードとかではワンクリックすれば左詰めの文字が右詰めにできるから簡単でしょ、見たいに思ってしまうのかもしれません。

HPとかの場合、コードを見て、直すべき個所を探すことから始まりますし、想像が付かないかもしれませんが、それを直したら他の部分に影響を与えて、直したらHP画面が総崩れした、なんてことは十分にあり得ます。

そのため、テストだって必要です。

そう考えたら、見た目で左詰めを右詰めにするって簡単なことに思えますが、めっちゃ時間もお金をかけなければできないというのは、当然のことなんですね。

自分も技術系の会社員として、明らかにムチャなスケジュールを振られて「できるでしょ?」とまるで作業内容が分かってないために当然のようにできると言ってくる人を何度も見てきたので、本当にやめてほしいと思っています^^;

それはさておき、さっきテキトーに話したことも、月間PV10000越えのブログを作るとして、毎日3記事書けば達成できるかといえばそうではなく、センスや才能、流行など様々な要素が絡み合います。

自分もそうでしたけれども、計画を立てても、崩れるのがオチです。

3年ブログを書いたけれどもPVは1000くらいにしかならない、というのも十分あり得る話です。

そのため、分からない計画は立てても達成不可能なので、やめた方がいいと思っています。

むしろ、「これだけやっているのにできないのか、、、」と自分を精神的に追い詰めることになるので、オススメはしません。

役に立つ計画の立て方

では計画をやめた方がいいのかというとそうではなく、一部の計画はきちんと成り立って、役立ちました。

そういう計画の1つは、事情を良く知っていること。

自分のやっているビジネス、物販に関して言えば、「なんとなくこんな感じになるだろう」ということが分かります。

今までの経験で、細部までイメージできるからですね。

もう1つは、自分の行動ベースにしていること。

さっきのブログの例なら、月間PV10000越えのブログを作る、は結果のことなのでどうなるか分からず、また自分ではどうすることもできず、おそらくそこまで上手くいかずに落ち込みます。

一方「毎日ブログ記事を書く」「PVが伸びる理由を推測し、それ以降のブログに盛り込む」「Twitterと連携する」とか、自分が行うことならコントロールできて、また決められます。

で、思ったより伸びなかったら相談する、とかフィードバックを入れるのもいいです。

自分が結果を出した物販でも、3ヶ月で売上100万円を目指した訳ではありません。

「毎日のルーティンを欠かさない」とか、

「リサーチを毎日1回以上行う」とか、

「毎月コミュニティの集まりに参加してノウハウを1つ以上入手して実践する」とか、

やることベースで行動したからです。

これが「3ヶ月で売上100万円!」という目標に対して計画を練っていたら、「全然できない…」とあきらめていたと思います。笑

そしてその計画内容は今の自分から見て意味不明な行動ばかりで、空回りになっていたと思います。

やることベースで計画して行動したので、きちんとノウハウや資産が積み重なって、結果に繋がることはありうると思います^^

結果が出る地点はどこになるかは明確にはできませんが、きちんと自分を成長させていく、という点において計画は重要だと思っています。

それから新年の計画も、「収入の柱を立てるために新しいビジネスに挑戦する」と行動ベースで書いたら、うまくできたことが多いなぁ、と感じています。

「なるほど完璧な作戦っスねーッ、不可能だという点に目をつぶればよぉー」と結果ありきの不可能な計画を立てるのではなく、自分の行動ベースでの計画を立てると完璧な作戦になります^^

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