パフォーマンスのために、超正常刺激に抗いお菓子、清涼飲料水をやめた方がいい

●パフォーマンスのために、超正常刺激に抗いお菓子、清涼飲料水をやめた方がいい

どうも、早乙女です。

今回は、パフォーマンスのために、超正常刺激に抗いお菓子、清涼飲料水をやめた方がいい、というテーマでお話します。

音声はこちらから。

糖分をとるのってパッチ処理じゃない?

パフォーマンスを上げるために、脳に糖分を与えた方が良い、という説があります。

脳の動力源は糖分で、その動力源である糖分を与えた方がパフォーマンスはいいでしょ、ということです。

疲れたときに甘いものを食べたくなるのも、脳が頑張って栄養を消費したら栄養が足りずに脳が本能的に甘い物が欲している状態である。

仕事で脳を働かせて疲れたときのために、引き出しにお菓子が常備していて、気が付いたらなくなっている人も多いと思います。笑

かくいう自分も昔はアルフォートやカントリーマアムが常備していました。笑

1週間もすればなくなってしまっていたので、毎週引き出しに入れていました。笑

食べれば確かに元気になって、集中力が湧いてきます。

ただ、良くないと思うのが体力の前借りのイメージで、その場しのぎの対策なので後にダメージがついて回る感じがします。

システム改修のために、根本、その原因を生み出しているところに対処せずに、パッチを当ててしのいでいるみたいな、そしてパッチパッチとしているので何が何だか分からずだんだん手が付けられなくなる感じです。

ソシャゲみたいにメンテが終わればメンテが始まるみたいな、終わりなきメンテですね。笑

甘いものを食べてちょっとは集中力が出ますが、一時的で、その後はぐったりします。

5分くらいは目が冴えてバリバリ進められるのですが、その後30分くらいは集中力が切れてぐったりしていた気がします。

インスリンと集中力の関係性

その理由は、様々な文献からするとインスリンの大量分泌により血糖値が逆に下がってしまうからです。

甘いものを摂りすぎる、お菓子のように無限に食べられるものだと急激に血糖値が上がりすぎてしまい、インスリンが大量に分泌されます。

インスリンが大量に分泌されて、お菓子で上がった血糖値以上に血糖値が下がってしまう。

そして血糖値は自動でなかなか上がらないので、集中力や思考力の低下や疲れを感じる状態が続く、というメカニズムです。

5分の全集中のために3時間疲れる、みたいな構造です。

この原因は超正常刺激だと考えていまして、現実にはあり得ないのに、その動物に特定の行動を引き出す刺激になっているからだと考えています。

狩猟採集時代、人が本能で生きていたときに、糖分が欲しくても全然なかった。

そのため、糖分があればすぐに食べるようにしていた。

糖分を食べるということが、抗えない本能に染みついています。

糖分があればあるだけ、食べたくなる。

我慢とかそういう領域ではなく、本能なのです。

この本能的欲望をどうにかしようとしても無理なので、やるとしたら理性的に「これは食べたらマズイ」と反射的に認識するのが、有効な解決策だと考えています。

現代食、特に飲み物に糖が含まれ過ぎている

現代の料理に多用されている、砂糖や果糖ブドウ糖液糖には、果糖が大量に含まれています。

この果糖がヤバイやつだと思ってください。

自然界で果糖を取ろうと思えば、果物を食べることになります。

例えばリンゴです。

リンゴ100gに含まれる果糖の量は、2g程度です。

リンゴはおよそ100gあたり炭水化物16gなのですが、その中には食物繊維や果糖以外の糖質も含まれるので、16g中2gが果糖となります。

リンゴ1個で300gほどなので、100gなら3分の1くらいです。

頑張って3個食べれるくらいだと思うので、取れても6gほどです。

しかーししかし。

アルフォートなら、1枚10g中、糖分は5.8gです。

この中で果糖が半分程度だとすれば、1枚10g中、糖分は3gです。

リンゴと同じ100g食べたら、15倍です。

レモネードを100ml飲むと、果糖を20g飲むことになります。

リンゴと同じ100g食べたら、10倍です。

それだけ果糖を摂ろうと思ったら、リンゴ1kgも食べなければなりません。

リンゴ3個程度ですが、そんな量は毎日食べられませんよね。

ですので、果物であれば自然と満腹が歯止めとしてはたらき、問題が起こるほど果糖を摂取することは起こりません。

むしろ様々な栄養が取れるので、果物それ自体は身体によいです。

果物それだけを食べるのも、身体に悪いのですが、それはさておき。

お菓子や清涼飲料水は、人工的に美味しくなるよう圧縮されているので、想定以上に糖質や果糖を摂りすぎます。

視界からお菓子や清涼飲料水を消す

その場にあったら食べてしまうのは本能で仕方ないです。

なので、目の前にお菓子を食べたり清涼飲料水を飲めたりする環境をなくすために、そもそもお菓子や清涼飲料水を選択しない行動が最も有効だと思います。

自分は外出先で振舞われたとき以外、お菓子や清涼飲料水は一切買わないようにしています。

そのため、お菓子や清涼飲料水はもちろん口にできません。笑

集中力が爆上がりすることはなくなりましたが、乱高下はなくなって、安定した集中力、思考力になれています。

午後になっても集中力が切れにくくなりました。

お菓子の食べ過ぎ、清涼飲料水の飲みすぎは脳へダメージが行き集中力、思考力が低下するので、そもそも買わずに抑えた方がいいと思います。

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