社畜の刃 無限残業編に突入してしまったときにどうやって抜けるのか?
●社畜の刃 無限残業編に突入してしまったときにどうやって抜けるのか?
どうも、早乙女です。
今回は、社畜の刃 無限残業編に突入してしまったときにどうやって抜けるのか?、というテーマでお話します。
音声はこちらから。
劇場版 社畜の刃 無限残業編

社畜の刃 無限残業編、恐ろしいですよね。笑
気が付けば無限の残業に囚われていると、、、
笑いすぎてしまうので気を取り直して、、、
まあ、某タイトルをもじったやつですが、社畜で無限の残業をしていると、ものすごくキツイです。
残業、長時間労働をしている本人が一番辛くて、精神が削られ疲労が溜まり、近くのことしか見えない、解決策が見いだせないブラッキーさです。
残業時間が長いと、パフォーマンス、効率が落ちます。
にもかかわらずなぜか、時間をかければ終わるみたいな根性論で言ってくる人ばかりで、「仕事が終わらないなら残業しろ!」と頑張れば終わる幻想を抱いているんですよね。
理想を抱いて溺死してほしいですが。笑
私たちは人間である

私たちは機械ではないので、算数の教科書の問題みたいに、1時間で4km走れるとして、10時間走ったところで40kmは走れません。
頑張って8kmとかじゃないでしょうか。
10時間働けば1時間働いた分の10倍になることはなく、段々疲れてきて効率は下がってきます。
しかもその疲れは続いて、翌日のパフォーマンスにも影響して、効率が悪くなることも。
この議論は人によって違うので、~時間働いたら生産性が落ちると一概には言えませんが、長すぎれば生産性は落ちます。
John Pencavelさんの「The Productivity of Working Hours」(労働時間の生産性)という論文によれば、労働時間が1週間あたり48時間を超えると生産性が下がるそうで。
1日あたり8時間を越えるので残業ができな、、、いえすみません、土日休みとするなら1日9時間ちょっとですね。
また日本の厚生労働省の労働基準局の神ノ田昌博さんによれば、年間の労働時間は1200時間、1日に換算すれば4~5時間が最適だとされています。
当たり前ですが、実験に当たって集めた人、すなわちサンプル群によって変わるので、具体的な数値は前後します。
いずれにせよ、無限残業編のように残業が長すぎるのは、パフォーマンスが落ちて総合的に良くない。
16時間仕事をするより8時間仕事をした方が仕事が進んだ、なんて笑えない話です。
人生をムダにしかしていません^^;
無限残業から目覚めるためには?

無限残業は夢見ても誰も得しない幻想です。
では、この心地よくない夢から覚めるには、どうすれば良いのか?
解決策は単純で、帰ることです。
帰って、仕事から離れましょう。
仕事を忘れましょう。
…というのができたらやっている(はず)なので、帰れない原因を考えてみます。
帰れない理由は仕事が終わらないから。
と思えますが、自分は違うケースもあると思っています。
まず、残業しなければならない理由を考えてみてください。
…
…
…
個人的に考えてみた結果ですが、意外にも「仕事が終わらないから」が理由ではないんですね。
当たり前ですが仕事は永遠に降ってくるので、仕事が終わる状況はないです。
個人的な考察ですが、仕事が終わらないから残業をしているだけではなくて、もちろん納期が近くて残業をすることもありますが、たまにあるのは「周りが残業しているから」だったんですよね。
周りが残業しているから、残業しよう、ということです。
もちろん全部がそうではありませんが、周りに引きずられて残業をしていることが3割くらいありました。
あの人が残業しているから帰り辛い。
自分ももうちょっとやるべきじゃないのか。
そう思って、残業をしている自分に気づきました。
同調圧力ですね。
日本人らしいのかな、と思っています。
そう気づいたとき、周りのことを気にせずに、急ぎの仕事がないときには即座に帰ることにしました^^
自分の幻想で帰れないことに気づく

帰るときの周りからの視線は痛いです。
俺はまだ仕事しているのにお前は帰るのか、みたいな視線ですね。
それでも会社を出れば3歩で気にならなくなって、堂々と帰れるようになりました^^
もちろんブラックな会社で常に納期が迫っていて残業をしなければならないケースもありますが、そうでなければ、帰れるタイミングを伺ってもいいと思います。
まあ、そんな会社がまずおかしいことに気づいた方がいいとも思いますが。
そうして自分から目が覚める行動、現実が変わる行動が必要です。
炭治郎くんもそうやって夢から覚めていましたしね。
今日も残業するしかない! と思っているなら、周りが残業しているから残業してる? と同調圧力で思っているだけではないかと疑って、実際そうなら勇気を振り絞って、帰ってみてはいかがでしょうか?