ビジネスを始めるなら生産者視点で!

●ビジネスを始めるなら生産者視点で!

どうも、早乙女です。

今回はビジネスを始めるなら生産者視点で!、というテーマでお話します。

音声はこちらから。

生産者視点VS消費者視点

生産者視点とは、そのままですが物を生み出す側の視点です。

狭く考えるとメーカーとかになりますが、そうではなくサービスなども含んだ、何かを提供する側で考えてください。

この生産者視点と反対の視点が、生産者が生み出した物やサービスを買う、あるいは受け取る消費者視点です。

どちらの視点も大切ですが、ビジネスをやる人にとって、生産者視点はマインドの面でとても重要になります。

というのも、消費者視点は自分視点で、「お金を払ったのだから期待するものを手に入れられる」と無意識に思い込んでいます。

1000円払ったら、1000円分のサービスが受けられる、と。

しかしビジネスではその考えは全然通用せず、結果が出るまで数年かかったり、投資したけれども活かせないということは頻繁にあります。

そのためビジネスを消費者視点で考えると「1000円払ったのに1000円の成果が出なかった! 騙された!」と思ったような成果が出ずに怒ったり、周りに責任を押し付けたり、あるいは挫折することがほとんどです。

あるいは、「自分はこれだけ頑張ったのだから、これには価値がある」と誤った判断をします。

価値があるかどうかは受け取った人が判断することですよね。

消費者視点が過剰になると、自分視点が強まって「自分が正しい!」と思い込みます。

ビジネス的には良くないですよね^^;

生産者視点のメリット

生産者視点を別の言葉で言うと、総合視点です。

「相手がこの価格で買ってくれるかどうか」や「どれだけのコストがかかっているか」、「このまま進めて利益を出せるか」など客観的にバランス良く考える視点です。

例えば、大雪になると電車が動かない…といっても北陸や東北、北海道などでは雪でも電車が動いていそうなので分からないかもしれませんが、関東など普段雪が降らない地方では、2月や3月に雪が降ると、電車が動かないことがあります。

雪への対策をしていないからですね。

そのため、関東では雪が降ってしまえば電車が止まる・止まらないで大混乱です。

この状況を解決するには、単純に雪対策をすれば解決できます。

あなたは、東京の電車に雪対策をするのは、当然だと思いますか?

個人的にはNOです。

消費者視点で考えるなら、自分視点で考えるなら、「電車が動いているのは当然」という思想になります。

電車が止まって駅員さんに詰め寄ってキレている人、動かないふざけんな、返れないじゃないか! と詰め寄っている人を見ると、自分のことしか考えていないんだなぁ、と本当に嫌で距離を置きますね。

生産者視点で考えるなら、「1年に1日あるかないかの雪のために雪対策をするのはコスト的にもったいない」になると思います。

1日の雪対策のために、電車賃が100円増しになるより、1日電車が動かなくとも電車賃をそのままにした方が良いからです。

当然の対策なんだから会社で負担しろ、というのは身勝手ですね^^;

自分の都合だけを押し付ける人を見ていると、本当に嫌になります。

雪対策によるコスト、電車賃、また設備増による手間、教育コスト、、、などを総合的に考えて雪対策をしていないと思っているので、雪の日は電車に乗らなければいいと思います。

たかが1日のために364日が犠牲になるのは、どこか違うと思います。

こういったことを消費者視点、自分視点でやっていたら、感情的になりがちで、ヤベーことにしかならないです。

ビジネスなら、生産者視点を!

自分が好きなものが相手が好きとは限らないように、感情まかせだとバランスが悪くなるんですよね。

そこをグッとこらえて、ビジネスでは生産者視点で考えて、バランス良く考えると、上手く行きやすいんじゃないかなぁ、と思います。

なので、ビジネスを始めるならマインドはバランスの良い生産者視点で、というお話でした。

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