自分に自信を持つために、成功している人のそばに行く
●自分に自信を持つために、成功している人のそばに行く

どうも、早乙女です。
今回は自分に自信を持つために、成功している人のそばに行く、というテーマでお話します。
音声はこちらから。
モデリングの正しい定義

以前自分に自信を持つことが成功に繋がるというお話をしたので、その補強的なお話です。
自信について考える時、アルバート・バンデューラ博士のことを知っておくと良いと思っています。
アルバート・バンデューラ博士はモデリング理論を唱えた方で、最も影響力のある心理学者といわれています。
自信とこの「モデリング」が関係しています。
モデリングと聞いて、自分は「相手の真似をしてその人に似せること」と思っていたのですが、ちゃんと知ると全然違いました。笑
モデリングをwikipediaから引用しますと、
「心理学用語のひとつで、何かしらの対象物を見本(モデル)に、そのものの動作や行動を見て、同じような動作や行動をすることである。 」
です。
そしてアルバート・バンデューラ博士の唱えたモデリング理論を確認すると、
「攻撃行動は他人の攻撃行動を観察することによって促進されるとし、社会的モデルの示範的効果を強調したモデリング理論を唱えた。この立場では、他人の攻撃場面(例えばテレビの暴力シーンやレスリングなどのスポーツ)を観察することによるうっぷんの解消、すなわち浄化作用を認めず、むしろ攻撃行動を促進させるとみている。 」
とのことです。
アクション映画など攻撃的なシーンを見て、ストレス解消にはならないで、攻撃傾向が増すのか、ときちんと知った時にビックリしました。
モデリング理論を考えれば、成功する行動は成功する人の行動を観察することによって促進されるので、成功したいなら成功する人のそばに行くことで、成功する行動を促進して、成功できるようになる、ということです。
逆に考えると、会社にいれば会社にいる人の考え方に近づくということで、会社に染まって離れられなくなるという悲しい現実になります^^;
周囲の人からの影響

このモデリングを知って、自分のことを観察したら、確かに会社に染まっていました。
それは、姿勢です。
自分は姿勢にとても注意を払っていて、腰に負担をかけないよう、背筋を伸ばしています。
背筋を伸ばす、と一言で言っても厳密には違ったりするのですが、これは別の機会に。
一度腰をやってコルセット生活を送ったこともあるので、常に背筋を伸ばすようにしていました。
姿勢に気を付けていると周りの姿勢も気になるもので、会社の人を見ると姿勢が汚いな~、と実感していました。
基本デスクワークなのですが、前かがみであったり、腰をそらしている、楽だけれども腰に負担がかかる姿勢で、腰をやってしまう姿勢でした。
なので、自分は絶対にこうはならないと、人の振り見て我が振り直せと、姿勢はとても注意していました。
なんですけれども、12時間以上働いて消耗していたり、次々に舞い込んだ仕事を機械のように粛々と処理して消耗したりと、意志力ゼロなとき、姿勢に注意を払うと、前かがみの楽な腰をやる姿勢になっていたんです。
その状況が分かっていても、背筋を伸ばせない自分にも気づきました。
ちょっと姿勢を変えればいいだけなのに、それすらも億劫、あるいはやる気が起きない。
やった方が良いことはわかりきっているのに、できないという矛盾した状況。
どうしても動けない自分を観察して、ああ、周りの影響を無意識に受けるんだなぁ、感じましたね。
楽な姿勢でいることを選択している会社に染まっていました。
会社に比重を高くすれば、会社の思想に染まる。
成功するためには、成功している人との時間を長くする

成功する人のそばに行って、その比重を高くすれば、成功する思想に染まって、自然と成功していく。
そう思ってビジネスに挑戦したとき、開催されるセミナーにはできる限り参加して、一緒に時間を過ごしたことも、自分が成功できた理由の1つだろうと思っています。
だから、成功したいなら成功している人のそばに行って、成功している人をモデリングするって本当に重要なんだなぁ、と実感しました^^
もちろん住んでいる場所的に会いに行くのは大変、ということもあると思います。
北海道から沖縄へは飛行機を乗り継ぐ必要がある場合などですね。
その場合はこうして音声を聞いたり、ブログなりを読んで少しでも成功する人の思想に染まることが大切です。
音声を聞いていたら元気になっていた、なんてことが良くあるのですが、まさにモデリングの力だろうと思います。
ということで、自分に自信を持って、行動を続けることで成功するためには、モデリング理論から成功している人のそばに行ってインストールすることから、というお話でした。